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紙の本
世界地図の中で考える (新潮選書)
著者 高坂正堯 (著)
「悪」を取りこみ、人間社会は強くなる−。タスマニア人の悲劇から得た洞察の真意とは。狂信的な「原理主義」と暗い「懐疑主義」が蔓延る世界を、強かに生き抜くための、珠玉の文明論...
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商品説明
「悪」を取りこみ、人間社会は強くなる−。タスマニア人の悲劇から得た洞察の真意とは。狂信的な「原理主義」と暗い「懐疑主義」が蔓延る世界を、強かに生き抜くための、珠玉の文明論。〔1968年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
なぜ人間は「悪徳」を取りこむ必要があるのか――? 「悪」を取りこみ、人間社会は強くなる――タスマニア人の悲劇から得た洞察の真意とは。なぜイギリスは広大なインドを容易に征服でき、しかしその統治には失敗したのか。なぜ二度の大戦で勝利を収めたアメリカが、ベトナムでは敗北したのか。稀代の国際政治学者が、若き日に世界各地で綴った珠玉の文明論。 【没後二十年記念復刊】【商品解説】
著者紹介
高坂正堯
- 略歴
- 〈高坂正堯〉1934〜96年。京都府生まれ。京都大学法学部卒。国際政治学者。「古典外交の成熟と崩壊」で吉野作造賞受賞。ほかの著書に「海洋国家日本の構想」「宰相吉田茂」など。
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紙の本
柔軟な思考によって編み出された名著
2017/01/18 00:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コーク - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書はあとがきで「自由な書き方をした」と記している通り、歴史や著者が実際に体験・体感したことを考察し一冊の本にまとめられている。
文明論として第一級の読み物だと思う。
紙の本
時代を感じさせない論述
2023/04/12 17:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
国際政治学者である著者が旅の印象や現地での会話、ローマ時代から近代ヨーロッパの歴史から学んだこと、アジアにおける日本人やアジア人の考え方、急速に進む現代の技術や人々の考え方を書いている。発売は55年前だが21世紀に読んでも時代を感じさせることはない。後半は著者の哲学的考えが強く述べられている。少々読みずらい面もあるので熟読が必要だった。文中の「大きな力を投入してもその成果は少なく、しばしば逆効果を生み出している。」一文は今正にウクライナで起きていることを思い起させた。