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紙の本
乱世の政治論愚管抄を読む (平凡社新書)
著者 長崎 浩 (著)
乱世の知識人・慈円が書き残した「愚管抄」は、歴史の道理を明らめた歴史理論ではなく、自らの政治理念の主張とその挫折の記録である−。「愚管抄」にもう一つの政治を読み取る書。【...
乱世の政治論愚管抄を読む (平凡社新書)
乱世の政治論 愚管抄を読む
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商品説明
乱世の知識人・慈円が書き残した「愚管抄」は、歴史の道理を明らめた歴史理論ではなく、自らの政治理念の主張とその挫折の記録である−。「愚管抄」にもう一つの政治を読み取る書。【「TRC MARC」の商品解説】
「愚管抄」は歴史の道理=法則を探る歴史理論書ではなく自らの政治理念の崩壊を目の当たりにした政治論である。敗北の政治思想。【本の内容】
目次
- 《目次》
- はじめに
- 第一章 上皇をお諫め申す──承久の乱前夜
- 1 君の不心得は由々しき大事
- 2 こはいかにと驚き覚めさせ給へ
- 3 この僻事あるまじき也
- 4 道理をだにも心得取らせ給へ
著者紹介
長崎 浩
- 略歴
- 〈長崎浩〉1937年生まれ。東京大学理学部卒業。評論家。著書に「リアルの行方」「革命の哲学」「共同体の救済と病理」など。
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