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商品説明
日本映画界が誇る名匠・小栗康平のDVD付書籍シリーズ。
小栗康平コレクション3 『死の棘』1990年作品
原作:島尾敏雄
製作:奥山融、荒木正也
出演:松坂慶子、岸部一徳、平田満、他
島尾敏雄の純文学の極北と称された同名小説が原作。
妻の精神の壊れに向き合いつづける夫という私小説的素材を、ノーメイクの松阪慶子と岸部一徳が演じた。
カンヌ国際映画祭「グランプリ・カンヌ1990」、国際批評家連盟賞ほか受賞。
前田英樹(立教大学教授)による作品解説、小栗康平×前田英樹による対談を収録。
スリーブケース入り(書籍:64ページ、四六上製クロス装 / DVD:本編114分)【商品解説】
著者紹介
小栗 康平
- 略歴
- 1945年、群馬県前橋市生まれ。早稲田大学第二文学部演劇専修卒業後フリーの助監督になり、浦山桐郎監督『青春の門』、篠田正浩監督『心中天網島』などに参加。第一回監督作品は1981年の『泥の河』。自主上映され、やがて全国展開。キネマ旬報・ベストテン第一位、モスクワ映画際銀賞など国内外で数々の賞を受賞した。以後、1984年『伽や子のために』(ジョルジュ・サドゥール賞)、1990年『死の棘』(カンヌ国際映画祭グランプリ・カンヌ90、国際批評家連盟賞受賞)、1996年『眠る男』(モントリオール世界映画祭審査員特別大賞受賞)、2005年には『埋もれ木』を発表し、第58回カンヌ国際映画祭で特別上映された。2015年に前作から十年ぶりとなる『FOUJITA』を発表。著書に『哀切と痛切』、『見ること在ること』(平凡社)、『映画を見る眼』(NHK出版)、『時間をほどく』(朝日新聞社)がある。
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