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商品説明
若き日の川端康成が愛し、初期文学のモデルとなった伊藤初代。初代宛ての未投函の手紙と往復書簡の発見を発端に、川端文学を紐解きながら2人の恋とその後を辿る。初公開の写真資料とゆかりの地の写真で綴る文学紀行。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
水原 園博
- 略歴
- 〈水原園博〉昭和22年香川県生まれ。学習院大学文学部哲学科入学、芸術学専攻。公益財団法人川端康成記念会理事、展覧会プロデューサー。編著書に「巨匠の眼」など。
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紙の本
期待していたわりには…。
2016/08/26 08:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鶴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年発売した伊藤初代関連の川端作品が文庫本で発売された。
そしてこの本。新たな初代に関する研究があるのか、と思い、購入したものの、
水原さんの個人的なことが多すぎる、また推測にすぎないことを長々と記している、
といった欠点が目立つ。旅行先のお店の女の子がかわいらしくて、お店を出るのが
惜しいというような箇所は個人的に嫌悪感が…。川端がそういった表現をするから
といって、似ていることをされても困る。ということで、微妙な一冊だった。