電子書籍
マップ作成は面白そう
2017/06/13 19:12
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のい - この投稿者のレビュー一覧を見る
論理のあやしいものに拒否感を示しがちな人や、自己暗示をかけるプロセスに吐き気を催すタイプの人にはおすすめしません。本書には、手に本を持っただけでその本が自分にとってよいものかどうかわかるという主旨の記述があります。また、1分間ぱらぱらとめくるだけで本の何かしらのエネルギーだか内容だかを無意識に受け取ったという感覚を強調する部分もあります。
そういった「ちょっとこれはいやだなあ」という部分を度外視した上でいえば、筆者の提唱するレゾナンス・リーディングの手法は面白いと感じました。
1字1句丁寧に読まねばならない、1回読んだだけで理解しなければならないという思い込みを、行動の部分から打破する方法です。そして、読んだ内容を曲線を用いてかなり主観的にまとめあげることで、能動的な読書が実現します。
多くの読書法で推奨される「目次を先に読む」という方法に否定的なのも、レゾナンス・リーディングの特徴です。目次を先に読んではいけないのは、目次によってバイアスが生まれてしまうから。一理あると思いました。
ただ、マップを作成する段階で著者からのメッセージ等を想像で書くこと、それは慣れないと正確さが決して高くはないことなどの記述を見ると、これもこれで読み手としてバイアスをつくっているのでは、という気がします。
読者や実践者から寄せられたレビューの中には研究者の声もあり、完璧を目指して遅遅として進まない論文作成を進める秘訣のように言われていました。そのため、論文作成に行き詰まっている自分としては、わらをもつかむ思いで試してみようかという気持ちです。
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No.879
1. 目的
新たな読書術を学ぶ
2. 得たこと
FutureMappingを読書に応用する手法
3. アイデア
この方法をやってみる。
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著者が考案したレゾナンスリーディングという読書術の紹介がメイン。フォトリーディングとフューチャーマッピングを掛け合わせたような印象。
本を読むというのは、1字1句追いかけなければいけないという思い込みを排除する必要がある。これは、わかっていてもなかなかできない難しいところ。自分でもできる本とできない本とがある。
そして、何よりも本を読む際には、目的を設定する必要があるということ。これをやらないと本を読む速度は上がらないのではないか?
目次を見たときには、英語がわからなくても洋書が早く読めるようになるのではないかという期待があったが、それはやはり積み重ねが必要だなあと感じた。と言っても、中高6年間英語を学習しているというのは日本人の強みでもあると感じる。
久しぶりに読書を楽しいと感じられたので、(またしても自分で勝手にメンタルブロックを築いていた)引き続き読書に邁進したいと思う。
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いままで多くの速読本を読んできた私ですが、久しぶりに、タイトルにあった「1冊20分、読まずにわかる」という文言に惹かれて図書館の新着本コーナーに置いてあったこの本を手に取りました。
20分で分かるのは1冊の本の要点で、プラス1時間程かけて「レゾナンスマップ」を描きだしながら読むことで理解がさらに深まる読書法です。この方法は、日本語で書かれた本だけではなく、洋書へも応用できるのが魅力的ですね。
今まで私も経験してきたことですが、本を読めば読むほど人生が楽しくなると思います。この本に書かれていたポイントを把握して、今後の私の読書生活に活用してみたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・読書が苦手な人が、読み始めて20分で挫折するのは当然、なぜなら人間の集中力は20分しかもたないから(p10)
・レゾナンスリーディングは、レゾナンスマップを描きながら、本とレゾナンス(共鳴)し、著者との対話をしながら、短時間で自分の欲しい情報を得られる読書法である(p34)
・ゆったりした呼吸を1分間続けることで、脳波はストレスを感じた時に生じる、ベータ波から、リラックスしたときに生じる、アルファ波に切り替わって集中力が増す(p37)
・読書に対する新しい見方をする、「見る(観る)」と「考える」ことの二軸から成ることを理解する。考える軸と見る軸で、熟読・精読、多読、通読、速読がある(p41)
・学習は、1回限りですませるよりも、回数を重ねたり、アプローチを変えたりする方が、理解度・記憶度が上がる。1回目の読書で求めることを少なくし、本に対して違った読み方をする(p43)
・その本の著者が本を作るまで着想までを理解する、全体像を把握するために速読→参考文献を多読→最後に熟読をする(p44)
・読書をする際に、見る・考える、を同時に行わないことが、スピードを高めるコツ、更に「目次を最初に読まない」、目次を見ることで、思い込み、が発生してしまう(p49)
・レゾナンスリーディングを支える5つの仮説、1)本を触った瞬間に体は情報を得る、2)どんなに速くページを開いても、脳に入っている、3)脳は何かと意味づけようとしている、4)人は立場を変えて読むことで、理解・記憶が変わる、5)物語の構造で読むと理解が加速する(p56)
・本をパラパラするコツは、スピードを高速化すること、速過ぎて音が出るくらい、文字が目で追えない位のスピードを出す(p64)
・意識の情報処理スピードが毎秒40ビットに対して、潜在意識の場合は、毎秒1100万ビット、27.5万倍のスピードで情報処理可能(p66)
・目的を定めてから読書をすると、1)自分の探している情報が飛び込みやすくなる、2)探していた情報が記憶に残りやすい(p69)
・本を別の視点から読むには、著者と対等に対話する視点をイメージする(p71)
・レゾナンスリーディングの5つの共鳴ステップ、1)本を触り自分の課題を明確にする、2)本パラパラして、情報を脳にダウンロード、3)3分割したマップに曲線を描く、4)曲線の気のなるところのページから単語を抜き出す、5)単語を見つけ、問いかけながらそのページを読む、6)本から得たアイデアを活用する行動計画をつくる(p80)
・学習を記憶に残すようにするには、1)分散学習をする、何度かに分けて学ぶ、2)アプローチを変えて学習する、反復学習はNG、3)思い出したかったら、強い手がかり(レゾナンスマップ等)を残す(p132)
・書評を書くポイント、1)著者名・タイトル、2)著者の論点、3)自分の感動した点(p137)
・相手に伝わるステップ、1)自分の感動した点から話す、2)悩みが解決するヒントを伝える、3)相手の悩みや課題を解決できないかを考える(p138)
・人生を変えたり、日常を変えたりして実現したいことがあるなら、すぐに決断して最初に2つのことに集中する、1)新しい人に出会う、2)出来事を起こす。行動するとは、現実に何かを形として残すこと(p147)
・都内の書店で行われるイベントは、「本屋で.com」というサイトで探せる(p153)
・良質な睡眠を得るには、1)寝る前の2-3時間は食べない、2)寝る前に、グラス半分くらいの水を飲む、3)ストレッチを行う、4)簡単なアファメーションを行い、目覚めたときのセリフを考える(p162)
・連続スペシャリストとは、自分の専門分野の知識をスキルに加えて、さらに柱を立てること。専門分野をひとつだけではなく、重ねて増やすことにより、自分の専門性を支える(p168)
・情報は、知らないで済む、から「知っていないと損」になってきた。分厚い専門書を読めるか読めないかにかかっている(p170)
・これから学ぶ専門分野の本だったら、10冊の中に、入門書を2冊、難しそうなのを2冊、専門分野以外の本を2冊入れるのがコツ(p178)
・ビジネス洋書が一瞬で読めるコツは、1)翻訳書から読んで、原書をそれと見比べながら読む、2)著者の情報を入手、3)著者の動画を見ておく(p190)
・1か月に最低3冊読むのは、世帯年収が「1500万円以上」の人が最も多く、40.5%(p203)
・10年後のあなたの未来を考えるにあたって、誰と一緒か、どこにいるか、いつか、何をしているか、なぜそれをしているか、どのようにしてそれを実現しているか、を妄想で答えてみる。これば成功前夜の人達の大半が行っていた(p213)
2016年8月27日作成
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読書術の本は色々読んできたので、そのうちの1冊だなあというのが感想。あまり目からウロコな情報はなかったかな。、
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フォトリーディング開発者のポール・シーリィ氏、マインドマップ開発者のトニー・ブザン氏、神田昌典氏に会っていることから、レゾナリーディングはフォトリーディングに似た要素もかなりある。読んだ後、読んだ内容をどう活かすか計画を立てるのは良さそう。
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レゾナンスリーディングを普及させる著者が苦痛にならない1冊20分でできる読書術について書いた一冊。
著者の想いを感じとるというレゾナンスリーディングは非常に斬新であると感じるとともにレゾナンスマップはフィードバックするうえでも非常に有効なものであると感じました。
またレゾナンスリーディングを体験されている様々な方の体験談もあり、20分で行う読書術の有用性も感じることができました。
また呼吸法や睡眠についてなども実用的に役立つ知識も書かれており勉強になりました。
本書を読んで、実現したい将来の自分をイメージして、その書籍から何を学び取るかということを具体的にして読むことが重要であり、前向きに考え学んだことを実践していくことが大事であると感じました。
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【革新的!】
1字1字を通読しなければ…という思い込みを、見事に打ち砕いてくれた画期的な本。絵と目標を書き込む事で、読書から行動へスムーズに移行できる事に感動。ゲーム感覚でみにつけて、どんどん情報をアップデートします♪
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・レゾナンスとは日本語でいう「共鳴」「共振」を指す。レゾナンスリーディングは、著者の書いた本のエネルギーを鳴らすことにより、自分自身の心の音、隠れた才能を導き出していく読書法。読書の中心は「あなた」。本や著者ではない。
・これからの時代、読書の知識をお金に換えていく人が生き残る。読書をして得られた情報を、自分という切り口で知識化することにより、いくらでも成果を出すことができるようになった。時代の要請は大量消費から、情熱を傾けられることのできる体験やサービスにシフトしている。1ヶ月に最低3冊読むのは、世帯年収が1500万円以上の人がもっとも多かった。ビルゲイツとウォーレンバフェットは卓越たる読書家。バフェットの時間の使い方は、働いている時間の半分以上の時間を「読書」に費やしている。彼はゆったりと結果を待っている。その他の時間は人と一対一で会っているか、電話をしている。バフェットのの生活は極めてアカデミック。かれが世界的な成功をおさめているのは、日々学び続けているから。
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おとといから積読解消のために、ビリオネアの読書術みたいな事をしてるのですが、これについてはそれとは違うやり方での読書術な感じです。
ビリオネアの読書術は1冊10分ですが、これは道具がいるし、儀式みたいな事もあります。
洋書を読んでみたいとか、私みたいに積読解消したい方は試してみてもいいかも。
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本や資料が早く読めるようになれれば。。。
と思うことはよくあります。
私も昔は、本は最初から最後までキチンと読むものだと思って、
タイトル→目次→1章から順番に。。。と
何も考えず、順番に読んでいました。
でも、時間が立つとほとんどの内容は忘れます。
せっかく時間をかけて読んだのに。。。
本日ご紹介する本は、
本を最初から最後まで読み通さなくても、
必要な情報を受け取るための1冊。
ポイントは
「眺める」
本は文章を読んでいくものだと
学校で習いました。
しかし、読まなくてもページを眺めるだけで
気になるところが目に留まるものです。
本の内容すべてが、時間をかける価値のあることが
書かれていることはありません。
まずは内容をじっくり「考える」よりも、
先に「見る」に集中しましょう。
「著者のメッセージを妄想する」
一般的なビジネス書のページ数は
200ページ程度あります。
しかし、著者が本当に言いたいポイントは
そんなにたくさんありません。
本全体で何を言おうとしているのか?
著者からのメッセージを妄想することで、
概略のポイントをつかむことが重要です。
「行動」
人生を変えるには、「行動」が必要です。
行動とは、
①人に会うこと
②出来事を起こすこと
読んだ本から得た気づきやアイデアを使って、
してみたい行動を書き出して、予定に入れることが重要です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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人間の集中力は20分しかもたない
脳は目的がなければぼーっとするが、明確な目的をもった瞬間に必要な情報を探し始める
本をパラパラして、開いたページを眺める
著者からのメッセージを妄想する
読書することは自分のためだけでなく、その姿が周りに影響を与えている
成功や人生を変えるには、読書だけではダメで「行動」しなくてはならない
読書を力に変える方法は、専門分野を増やしていくこと
読書は、目的をもってどんな自分になりたいかをイメージして、その行動計画をたてて、実行する
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◆目次◆
1章 なぜ、最初から最後まで読まなくても「わかる!」のか?
2章 実践!20分でできる「レゾナンスリーディング」
3章 どこでもサクッと読めて、内容も忘れないから読書習慣が身につく
4章 自分の専門分野ができる本の選び方と読みこなし方
5章 読書で成果を出す人、読んだだけでおわる人
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これ、画期的かも?結局、紙媒体から抜けられないわたしとしては「紙の本だからできること」がよくわかりました。しかも、この本そのものも、読書に割ける時間に合わせて、3分から20分でわかるようなメニューが用意されている点も大変親切!本当はセミナーに行きた買ったけど、お高かったのでまずは読書でエッセンスを学びました。
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レゾナンスリーディング のテキスト的な本です。
この読書法は評議いろいろあると思いますが、個人的には読みづらいけど読まなければならない本に手をつけるにはかなり有効な手段だと思います。
本としてはそこからどう広げていくか、というところまで書かれています。ビジネスにいかに本を活用すべきかのマップ、ポートフォリオ化などはかなりやってみたい!
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再読。自分にとってこんなに良い本はない!初めて読んだ際にもこのような感覚はあったが、忙しさの中に埋もれてしまっていた。2〜3冊実践してある程度の効果を感じた後はそもそもの「読みたい本」を用意できていなかった。
ここ最近いろんな本を読んできたからか、この本に書いてあることが本当によく理解できた気がする。
明日からが楽しみだ、ワクワクが止まらない。
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つまりはすべてを理解しようとせず、短時間集中でキーワード抽出による読解と、同時にアウトプットも行うことによる頭の整理方法。