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商品説明
アイヌの刀はなぜ切れなくてもよいのか。彼らはどうして交易に貨幣を使わなかったのか−。平安時代の和鏡から軍服用の米国製金ボタンにいたる「モノ資料」を取り上げ、文字を持たなかったアイヌ文化の歴史に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
アイヌの刀はなぜ切れなくてもよいのか。交易の民である彼らはどうして貨幣を使わなかったのか―。文字による記録を残さなかったアイヌ文化を知るためには、遺された「モノ資料」からの復元が不可欠となる。平安時代の和鏡から軍服用の米国製金ボタンにいたる遺物を取り上げ、和人との交易と蝦夷地の内国化の視点から、アイヌ文化の歴史に迫る。
【商品解説】
目次
- プロローグ―アイヌ文化とは何か?/Ⅰ 日本史とアイヌ史(北方史の中のアイヌ/アイヌ史の登場/見えてきた本州アイヌの実像)/Ⅱ アイヌ文化の形成(アイヌ文化の成立時期とその歴史的背景/初期アイヌ文化にみられる大陸的要素/アイヌ文化の特色)/Ⅲ アイヌ文化を特徴付づけるモノ(アイヌ文化にあって和人社会にないモノ/アイヌの人々が大好きなモノ/本来とは違う使い方をされたモノ)/Ⅳ アイヌ文化の変容(コシャマインの戦いとそれ以後/シャクシャインの戦いとそれ以後/クナシリ・メナシの戦いとそれ以後)/エピローグ―民族共生への道
著者紹介
関根 達人
- 略歴
- 〈関根達人〉1965年埼玉県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程中退。弘前大学教授(人文社会・教育学系)。同大学北日本考古学研究センター長。著書に「あおもり歴史モノ語り」など。
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和人とアイヌのものの使い方
2022/06/05 14:43
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
アイヌの歴史についてモノについての観点から語る本。アイヌと和人の間で交易されたものが本来の使い方と違う使い道にそれぞれ使っているのが興味深い。アイヌの装身具がヤマトでは仏具になったりヤマトの兜の鍬形が威信財として使われたりしていて面白い。