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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/06/02
- 出版社: 青幻舎
- サイズ:15cm/295p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86152-554-4
紙の本
江戸の悪 浮世絵に描かれた悪人たち
石川五右衛門、鼠小僧次郎吉、雁金五人男、吉良上野介、悪女、小悪党、悪の妖術使い…。江戸時代のさまざまな悪人たちのイメージを、描かれた浮世絵から探る。串田和美×五味太郎×渡...
江戸の悪 浮世絵に描かれた悪人たち
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商品説明
石川五右衛門、鼠小僧次郎吉、雁金五人男、吉良上野介、悪女、小悪党、悪の妖術使い…。江戸時代のさまざまな悪人たちのイメージを、描かれた浮世絵から探る。串田和美×五味太郎×渡邉晃の鼎談も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
悪こそがスター! 粋の真髄極まれり。
鼠小僧、石川五右衛門ら盗賊、忠臣蔵の吉良上野介、平清盛はじめ悪評高い歴史上の人物など、名悪人・名悪女大集合! 「悪人」を描いた迫力の浮世絵を、悪人度+解説ともに約100点収録。 おなじみ四谷怪談や情念渦巻く色恋もの、クールな悪の妖術使いまで。危うく、粋で美しい、悪の底知れぬ魅力をご堪能ください。【商品解説】
目次
- 一、 盗賊・侠客・浪人
- 二、 悪の権力者たち
- 三、 悪女と女伊達
- 四、 恋と悪
- 五、 善と悪のはざま
- 六、 悪の妖術
- コラム 「江戸の罰—悪人たちのその後」
- 鼎談 「悪を語る」 串田和美×五味太郎×渡邉晃
著者紹介
渡邉 晃
- 略歴
- 〈渡邉晃〉1976年東京生まれ。筑波大学大学院博士課程芸術学研究科修了。博士(芸術学)。太田記念美術館主幹学芸員。江戸時代を中心とする浮世絵史、出版文化史を研究。
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紙の本
悪の書
2017/10/08 09:07
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投稿者:想井兼人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
魅力的な悪役は物語に欠かせない。
場合によっては主人公を食ってしまうほどの人気を集めることもある。
魅力的なヒールは物語に深みを与えてくれるが、こんな感覚は江戸時代にはあったらしく、本書には江戸時代の浮世絵の中から「悪」に焦点を当てた作品を集めている。
悪にはいろいろある。
盗賊・侠客・浪人や権力者、悪女に妖術師まで、バラエティ豊かだ。
現実世界ではどうかと思うが、いつの時代も「悪」に魅かれる気持ちがどこかにあるのが人間らしい。
時には芝居で、時には絵で悪を表現する。
そして、見る立場で多くが興じる。
一歩離れたところから眺める悪は、なかなか楽しいものと教えてくれるい1冊だ。