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紙の本
壊れた地球儀の直し方 ぼくらの出番 (扶桑社新書)
著者 青山繁晴 (著)
アメリカもEUも中国も壊れていく。世界大戦の敗者の出番が来た。それは、ぼくらだ。さぁ、何からやろうか。アメリカの世界戦略の転向とアジアの将来、真実の日米関係、日本の現代政...
壊れた地球儀の直し方 ぼくらの出番 (扶桑社新書)
壊れた地球儀の直し方
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商品説明
アメリカもEUも中国も壊れていく。世界大戦の敗者の出番が来た。それは、ぼくらだ。さぁ、何からやろうか。アメリカの世界戦略の転向とアジアの将来、真実の日米関係、日本の現代政治の果たしてきたことなどを綴る。〔「日本国民が決断する日」(2004年刊)の改題,一部改稿と新たな書きおろしを加える〕【「TRC MARC」の商品解説】
内容紹介
世界地図が激変する現代、ぼくら日本人、祖国日本のやるべきこととは?
〝幻の名著〟がおよそ12年の時を経て、新書版として、いま甦る!
唯一無二の「世界覇権国家」アメリカが没落していく端緒となったイラク戦争。その激戦のなか、単身現地に入り、その実情を直接見聞、体験し、複数回、死の淵にまで追い込まれた著者が著した予言の書。本書中で示した見解の多くが現実に起きていることに、読む者は驚嘆を禁じ得ない。
480頁にも及ぶぶっとい新書――〝ぶと新〟――である本書は「イラク戦争」、敗戦以降現代に至る「日米関係」、拉致や核、ミサイルをはじめとする一連の「北朝鮮問題」、中曾根総理以来のわが国の「歴代政権のほんとうの姿」と大きなテーマを四つも扱っている。それ故単行本発刊当時は、読者からは勿論、複数のプロの編集者からも「テーマを盛り込み過ぎてもったいない」と評されている。しかしながら、この四つのテーマが〝同じ根っこ〟で繋がっていることを読む者に示したいがために、著者は敢えて大著になることを選択したのである……読了後、たしかに〝根っこ〟が浮かび上がってくる。
戦勝国アメリカが維持してきた世界秩序が乱れている。だからこそ、アメリカに敗れたために、世界の治安維持から距離を取らされ続けてきたぼくらの〝出番〟である。アメリカの世界支配が大きく揺らぎ始めたいま、不安定な世界に再び安定をもたらすには何が必要なのか?
イラク戦争のゲンバで体感したアメリカの意志と迷い、北朝鮮の内在的論理の緻密な分析、そして1980年代末からの歴代内閣の業績の検証――これらを基に著者が示す〝ぼくらの役割〟こそ、新しい世界秩序形成と祖国再生の道標となり得る。
世界が混迷を深めるいま、必読の書!
内容(「BOOK」データベースより)
*本書は五部構成になっている。
第一部は、著者のイラク現地取材をもとに構成した。第二部では、アメリカの世界戦略の転向とアジアの将来について論考した。第三部では、起こりうる米朝戦争のシミュレーションを中心に、北朝鮮政府の思惑を検証した。第四部では、真実の日米関係の姿を描き、著者の拠って来たるところを記した。第五部では、日本の現代政治の果たしてきたことを検証し、わたしたちのくにの持つ不思議な力を呈示した。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
【商品解説】
著者紹介
青山繁晴
- 略歴
- 〈青山繁晴〉神戸市生まれ。早大政経学部卒。通信社、三菱総研研究員等を経て、独立総合研究所代表取締役兼首席研究員。危機管理、外交・安全保障、政治論等の専門家。著書に「死ぬ理由、生きる理由」など。
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紙の本
国家と世界のあり方についての多面的な批評
2016/08/19 21:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:留年天使ダブリエル - この投稿者のレビュー一覧を見る
氏の著書は何冊か愛読しているが、この本ほど奇妙な形式の著書はないだろう。この本の中身自体、十年ほど前に世に問われたものであるからだ。当時の氏の著書についての世評など知らないが、本当に十年前の本の内容なのかと、読みながら後頭部を金属バットで殴られた様な衝撃を受けた。勿論、文庫化するに当たって多少の手入れをしているそうだ。しかし、この本の根幹は実に中庸なものであり、ある程度手直しをしたところで、その巧みな論点設定は揺らぐことはない。
この本は文庫化した本としては異常な厚さを誇るが、それもそのはずで、著者の大胆な行動力と深い知識に裏打ちされた多角的な検証材料を扱っているためである。それ故、私達読み手にリアリズムと当事者意識をこれでもかと喚起させる。この感覚は、本来民主主義を重んじるはずの日本国民になくてはならないものであるのだが、私はそういった意識がすっかり欠如していた。そういう意識も叩き起こしてくれたこの本は、世界と日本国のあり方を考える上で必読の書である。
紙の本
壊れた地球儀の直し方を読んで
2016/08/29 14:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:せいこばば - この投稿者のレビュー一覧を見る
「バグダッドの郊外、砂塵の上がる国道ですれ違った少年は、左の顎から喉に懸けて白っぽい風船のように膨れ、左に傾ぐようにゆっくりと一人で歩いていた」にまずショックを受けた。劣化ウランに汚染されたこの地域で生きていくしかない子供たち。青山繁晴さんが言う「平和ボケの私たちは誰かの目を借りてものを見ようとし、誰かの頭を借りて考えて貰おうとし、誰かの手で運命を作ってもらおうとしている。今こそ、自らの目で現を見、自らの頭で考え、自らの手で国民と国家の運命を決しなければならない」と私もそうだと強く共感する。