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- カテゴリ:幼児
- 発行年月:2011.2
- 出版社: 偕成社
- サイズ:26cm/32p
- 利用対象:幼児
- ISBN:978-4-03-201230-9
ぼちぼちいこか 2版
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紙の本
大人向けの活字の少ない絵本があったかてええやないの!
2002/07/09 11:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Y.T - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店に行けば育児書・育児雑誌がずらりと並んでいる現代。そのうえ、一昔、二昔前の世代からの、「今どきのおかあさんはねぇ…」とのお説教とお節介は、経験豊富な方の助言で本当に助かることもあるけれど、プレッシャーと苛立ちの比重の方が多いのが現実ではないでしょうか。とにかくストレスいっぱい悪戦苦闘の新米おかあさんたち。
またお父さんは仕事でくたくた、受験戦争であくせくする子供たち、悩み多き若者も、みんな大人も子供もゆとりというのをなくしがち。いや、これからの子供たちにとっては「ゆとり」という言葉の意味さえ理解できない、「死語」になりそうな世相です。
そんなときに、おっとりしたこのかばさんを見てごらん。ユーモラスなかばさんの、何回も挑戦しては失敗する姿は本当に微笑ましく、ホッとする。「失敗してもいいんだよ。何回失敗しても…。君も頑張り過ぎたから、ここいらでちょっと休憩しようじゃないか」と、かばさんが語りかけてくれているよう。文章が一頁ずつ短くて、大きなかばさんが頁いっぱいに出てくるところなんか、疲れなくて、「読む」というより子供に返って「わあ、かばさんだぁ」と絵を見るだけでもう楽しいし、単純で何より楽チン。
そしてその短文が関西弁で表現されているところにまた趣きがあり、親しみを感じる。
「幼児向け」とされておりますが、「大人向けの絵本があったかてエエヤナイノ」と思わせる一冊です。
紙の本
この訳あってこその、この本。
2001/06/29 07:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まーしゃ@B◎◎KRACK - この投稿者のレビュー一覧を見る
名訳! の絵本です。
愛嬌たっぷり!おめめぱっちり!のカバさんが、いろいろな職業にチャレンジするおはなしです。背景の白に映えるつるつるっとした質感のカバさんがまず挑戦するのは、消防士。
「ぼく、しょうぼうしになれるやろか」
ところが、体重の重いカバさんは、はしごをこわして落ちてしまうのでした。「なれへんかったわ。」…
と、文章は関西弁のこんなかんじですすみます。「どうもこうもあらへん。」「はなしにもならへんかったわ。」「こら、あかんわ。」と、失敗の連続。それでもめげないカバさんは、「ええことおもいつくまで」一休み。「ぼちぼちいこか」ってとこなんですねえ。
チャレンジする→失敗する、の「間」が絶妙の絵本です。この間を生み出しているのは、関西弁でしょうねえ。関西弁に訳されたからこそ、楽しい絵本になったんだと思います。なにしろ原題「WHAT CAN A HIPPOPOTAMUS BE?」が「ぼちぼちいこか」になっちゃうんですから。
このところなんとなくついてないなぁという人に。合い言葉は「ぼちぼちいこか」です。
【B◎◎KRACK】 No.89 2001/06/27発行
紙の本
懐かしい!
2019/02/01 07:20
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃、読みました。
大人になって色んなことに疲れた時に、この表紙を見るとホッとするなあ。また疲れた時に読みます!
紙の本
面白い!
2017/03/30 11:10
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投稿者:ひつこば - この投稿者のレビュー一覧を見る
失敗続きの主人公のカバさんの、絶妙な一言が、ツボ。
子どもたちに読み聞かせしたら、ずっと笑っています。何度読んでも同じところで笑う。
本当に、名訳だと思います。
紙の本
おもしろい
2017/03/25 17:59
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投稿者:すず - この投稿者のレビュー一覧を見る
カバがお仕事探しをするお話ですが、絶妙な関西弁と絶妙なカバの顔で笑わせてくれる作品です。皆さんの言う通り名訳ですね。
紙の本
名訳
2016/12/28 05:11
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投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
今江さんの関西弁の翻訳が素晴らしい。
いろんな職業に挑戦するカバ君は何をやってもうまくいかない。
原書では、No とだけ書かれているそうです。
けれども、関西弁でカバ君につぶやかれると、結果はさておき、ユーモアさえ感じます。
関西弁の徳(お得?)みたいなものでしょうか。
本当に名訳。
紙の本
関西弁
2016/01/31 22:16
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
関西弁のかばが主人公です。
なんだか読んでいていいなーと思えるお話ですね。
ぼちぼちいこか、というのがこどもにはまだあまりピンとこなかったみたいですが、いい絵本だと思います。
紙の本
人生ぼちぼちいったらいいさ、ほっと一息いれませんか?
2005/04/05 15:51
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投稿者:sakurasaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
かばくんが、自分に合う仕事を探しつつ…しかしどれもこれもなかなか自分に合わない…。
自分らしく生きて生きたいと無我夢中で苦しんでいるあなた、新しい職場や学校で焦り気味のあなた。ほっと一息、この絵本で入れてみませんか? 子どもも大うけですよ。関西弁がもりこまれた、短い言葉ながらも必要な言葉のみが表記されています。大好きな絵本です!
紙の本
ゆとりのない大人こそ読む本です
2001/08/31 14:17
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投稿者:スピッツ - この投稿者のレビュー一覧を見る
偶然2人の子供が学校と幼稚園で別々に借りてきたのがこの本との出会いです。子供は関西弁の文がすごく気に入って、結局BK1で購入しました。私は最初「なんじゃこりゃ!?」っていうのがまずあったんですけど、子供が読んでいるのを聞いているうちに、とてものんびりゆったりした気分になりました。今ゆとりのない方、失敗して落ち込んでいる方にぜひ読んでいただきたいです。関西弁で訳を書かれたいまえさんには脱帽です!
紙の本
関西人を育てたい方、必見!
2001/02/07 00:21
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投稿者:Mihi - この投稿者のレビュー一覧を見る
大阪で育ち、社会人になってから大阪を出た私は「関西人感覚」がうすれてゆくことに強い危機感を感じている。関西ローカルのテレビなどでリハビリをしつつ、同じ境遇の夫とともに「どうすれば子ども(←まだ生まれる予定すらない)を関西人にできるか」を真剣に考えている。自分の子どもにあの感覚、マがないなんて絶対にイヤだからだ。
この本は、その道へ光を与えてくれた。原文は "What Could a Hippopotamus Be"。それがこんなになるなんて! でも、分かる。大阪弁で語ってこそ、という「感覚」って存在するのだ。
この本で自信が確信に変わった(?)。東京で関西人を育ててみせるぞ!
紙の本
だいじょうぶだいじょうぶ人生の指南書
2000/09/07 14:48
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投稿者:ぼちぼち - この投稿者のレビュー一覧を見る
ユーモラスな表情のかば君が、消防士、船乗り、バレリーナなど
いろいろな職業にチャレンジしますが、その体重の重さゆえ
どれもこれもうまくいきません。
「どないしたら ええのんやろ。」と途方にくれますが、
「そや。ええことおもいつくまで ここらでちょっとひとやすみ。」
と ハンモックへ。「ま、ぼちぼちいこか ということや」となります。
原題では『かば君何になれるかな』という感じなのに、
『ぼちぼちいこか』と関西弁で訳した今江祥智さんのセンスがすばらしい。
関西弁が苦手な方はご自分の得意な方言で楽しんでみてはいかがでしょうか。
かば君の表情がとても楽しく、絵だけ見ていても退屈しません。
文はとても短いのですが、あまり小さい子供には絵の状況が理解できないかも。
5歳くらいから楽しめるかなあと思います。
幼稚園の読み聞かせなどでも、中だるみ防止にとても有効な絵本です。
子供だけでなく、大人が読んで楽しい絵本です。
進路に悩む人や、落ち込んでいる友達にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
紙の本
読まれ続けるのがわかる
2016/01/27 23:56
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投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
失敗しても失敗してもあらたなことにチャレンジ。ほのぼのしたイラストに加え、関西弁の和訳がツボ。方言って標準語より言葉がいきいきして笑えるし、なんかあったかい。大人も子供も楽しめる絵本です。
紙の本
ゆったり
2019/05/24 22:05
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
カバさんのチャレンジに、笑いが起きる楽しい作品。
文字の量は多くありませんが、深くて、大人が読んでも楽しめる作品です。
紙の本
まあのんびりと…
2016/07/20 18:15
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投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「何だろう、このカバっぽいのは?」と思ったらカバでした。
ちょっと異国風の動物デザインです。
このカバが自分の適職をあれこれ考えるのですが、
「あれもだめ、これもだめ」となってしまいます。
面白くないこともないのですが、
職業に適さない理由がすべて体重が重すぎることが原因というのは、
読んでいて単調な気がしました。
紙の本
なんか
2016/01/28 00:41
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投稿者:usako - この投稿者のレビュー一覧を見る
関西弁のカバが、いろいろなことに挑戦します。
ほのぼのした絵と、関西弁が相まってのほほんとした気分にしてくれます。