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紙の本
高山右近 新装版 (講談社文庫)
著者 加賀乙彦 (著)
秀吉と家康による迫害の時代に、信仰を守って生き抜いた高山右近。激動の戦国時代を揺るぎない信の道で貫いた高潔のキリシタン大名の生涯を描く。没後400年、ローマ教皇庁より「福...
高山右近 新装版 (講談社文庫)
新装版 高山右近
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商品説明
秀吉と家康による迫害の時代に、信仰を守って生き抜いた高山右近。激動の戦国時代を揺るぎない信の道で貫いた高潔のキリシタン大名の生涯を描く。没後400年、ローマ教皇庁より「福者」に認定された殉教者の魂とは。【「TRC MARC」の商品解説】
本能寺の変と明智討伐。禁教令を布く秀吉への高槻城開城。前田家に身を寄せた後、家康からの国外追放。戦国の世に<清廉にして智の人>として刻まれるキリシタン大名・高山右近。すべてを捨て、信仰を貫いたその生涯を渾身の筆致で描く。カトリック教会「福者」に列福した殉教者の揺るがざる魂とは。*「福者」 死後、徳と聖性を認められた信者に、カトリック教会より与えられる称号。
本能寺の変と明智討伐。禁教令を布く秀吉への高槻城開城。前田家に身を寄せた後、家康からの国外追放。戦国の世に<清廉にして智の人>として刻まれるキリシタン大名・高山右近。すべてを捨て、信仰を貫いたその生涯を渾身の筆致で描く。カトリック教会「福者」に列福した殉教者の揺るがざる魂とは。
*「福者」 死後、徳と聖性を認められた信者に、カトリック教会より与えられる称号。【商品解説】
目次
- さい果ての島国より
- 降誕祭
- 豪姫
- 悲しみのサンタ・マリア
- 金沢城
- 雪の北陸路
- 英雄たちの夢
- 湖畔の春
- 花の西国路
- 長崎の聖体行列
著者紹介
加賀乙彦
- 略歴
- 1929年東京都生まれ。東京大学医学部卒業後、精神科医として勤務のかたわら、小説の執筆を始める。『フランドルの冬』で芸術選奨文部大臣新人賞、『帰らざる夏』で谷崎潤一郎賞、『宣告』で日本文学大賞、『湿原』で大佛次郎賞、自伝的小説『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞、自伝的大河小説『雲の都』で毎日出版文化賞特別賞を受賞している。その他の著書に、『錨のない船』『不幸な国の幸福論』など多数ある。近年は、本書をはじめとした殉教者を描く歴史小説『ザビエルとその弟子』、ペトロ岐部の生涯を描いた『殉教者』を発表している。
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政治家に読んでもらいたい
2016/10/15 00:31
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投稿者:ところ点 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高山右近の気高い人間性が描かれた本。金沢前田藩に迎えられて(拾われて)以降、マニラで亡くなるまでの話だが、織田信長、荒木村重、豊臣秀吉、明智光秀、徳川家康等に関係する過去の武勇についても、回想のような形で随所に出てくる。ポルトガル人宣教師などが色々出てきて、ややこしいところもあるが、そのあたりは軽く読み流してもいいと思う(というと、作者に怒られるかもしれないが・・)。
現代人にあっても、高山右近のような人格の高さは、大いに見習うべきところだ(特に、政治家は)。カネのスキャンダルにまみれた元都知事たちや、最近よく話題になっている政務活動費をちょろまかす議員たちには、高山右近の爪の垢でも煎じて飲んでもらいたいものだ。