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商品説明
大正の母遠くなる七日粥 筆置けば視線の先を梅雨の蝶 書家として長年活動を続けてきた著者が、若き日に出合い、折々の心を綴ってきた俳句を収録。1987年〜2008年の315句を収めた第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
書家として長年活動を続けてきた著者のもうひとつの世界である俳句。言葉によって自身を表現する俳句と、文字をみずからの手で形にする書。両者との遭遇は必然だったのかもしれない。若き日に出合い、折々の心を綴ってきた俳句が、書の白と黒の世界に彩りをそえているように思う。(帯より・片山由美子)
◆片山由美子抽出より
子育ての日々遠くなり落葉踏む
新緑や十字架が負ふ重きもの
春雷や眠りを知らぬ木馬の眼
紫陽花の揺れれば藍の滴りぬ
一塊となり子等が行く麦の秋
足許にさざ波のよせ秋の湖
母になき齢の日記買ひにけり
花舗の灯の潤みてゐたる聖夜かな
羅にほてりを包む夕べかな
凍蝶にかすかな影のありにけり【商品解説】
目次
- 目次
- あらたま 昭和六十二年~六十三年 5
- 寒牡丹 平成元年~二年 17
- 夕雲雀 平成三年~四年 49
- 麦の秋 平成五年~六年 75
- 紫陽花 平成七年~九年 99
- 夏の雨 平成十年~十二年 133
- 月渡る 平成十三年~二十年 155
- 跋・片山由美子
- あとがき
著者紹介
足立 翠泉
- 略歴
- 昭和₉年 愛知県生まれ
俳句:愛知県立旭丘高等学校在学中に作句を始め、
加藤かけい先生に師事
書: 金子鷗亭先生に師事
毎日書道展毎日賞受賞
創玄書道展準大賞受賞
日展入選
海外展出品(各地)
現在:毎日書道展審査会員
創玄書道会審査会員
全日本書道連盟評議員
詩文書作家協会評議員
玄翠会主宰
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