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読割 50
紙の本
玉磨き (幻冬舎文庫)
著者 三崎亜記 (著)
何のために、その仕事を続けているのか。どこへも辿り着かない通勤用の観覧車、ただひたすらに玉を磨く伝統産業、すでに海底に沈んだ町の商店街組合…。日常から消えつつある風景を描...
玉磨き (幻冬舎文庫)
玉磨き
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商品説明
何のために、その仕事を続けているのか。どこへも辿り着かない通勤用の観覧車、ただひたすらに玉を磨く伝統産業、すでに海底に沈んだ町の商店街組合…。日常から消えつつある風景を描いた、6つの記憶の物語。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
玉磨き | 9−47 | |
---|---|---|
只見通観株式会社 | 49−89 | |
古川世代 | 91−130 |
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電子書籍
不思議な不条理な短編集
2023/02/25 22:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あるごん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「不思議な小説を読んだ」というのが読んでいる途中からの感想で,読み終わっても,とにかく不思議だなあ,という感覚が一番強かった。1人のライターが伝統工芸や変わった通勤電車?などを取材して書かれたルポルタージュの形式を取っていて,記事の体裁は実にリアルなので,本当のルポのように感じてしまうのだが,書かれている内容はとても不条理で現実にはあり得そうもないものばかり。一体なんなんだ,という感じが読後も続いたが,何だかよく分からないだけに何度でも読み返せてしまう。表題作の『玉磨き』が結局,一番印象に残っている。買ったときは,名前から著者は女性だと思い込んでいたけれども,男性のようで,そちらも軽く驚きました。