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紙の本
音楽入門 (角川ソフィア文庫)
著者 伊福部昭 (著)
本能を震わすメロディの秘密とは−。土俗的なアイヌ音楽に影響を受け、日本に根ざす作品世界を独学で追求した作曲家、伊福部昭による音楽芸術への招待。「ゴジラ」など映画音楽の創作...
音楽入門 (角川ソフィア文庫)
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商品説明
本能を震わすメロディの秘密とは−。土俗的なアイヌ音楽に影響を受け、日本に根ざす作品世界を独学で追求した作曲家、伊福部昭による音楽芸術への招待。「ゴジラ」など映画音楽の創作の裏側を語った貴重なインタビューも収録。〔全音楽譜出版社 2003年刊に『衝撃波Q 4号』掲載のインタビューを収録〕【「TRC MARC」の商品解説】
真の美しさを発見するためには、
教養と呼ばれるものを否定する位の心がまえが必要です――。
土俗的なアイヌ音楽に影響を受け、
日本に根ざす作品世界を独学で追求した作曲家、伊福部昭。
語りかけるように綴られた音楽芸術への招待は、
聴覚は最も原始的な感覚であり、本能を揺さぶるリズムにこそ
本質があるとする独自の音楽観に貫かれている。
「ゴジラ」など映画音楽の創作の裏側を語った貴重なインタビューも収録。
解説:鷺巣詩郎【商品解説】
目次
- 序
- はしがき
- 第一章 音楽はどのようにして生まれたか
- 第二章 音楽と連想
- 第三章 音楽の素材と表現
- 第四章 音楽は音楽以外の何ものも表現しない
- 第五章 音楽における条件反射
- 第六章 純粋音楽と効用音楽
- 第七章 音楽における形式
著者紹介
伊福部昭
- 略歴
- 1914年、北海道生まれ。作曲家。独学で作曲をはじめ、道庁に勤務するかたわらオーケストラ「日本狂詩曲」を発表し、以後、アイヌなどの民族音楽をとりいれた作風を展開。1946年からは東京音楽学校(現・東京藝術大学)で教鞭をとり、芥川也寸志らを指導した。管弦楽曲や器楽曲にとどまらず、映画「ゴジラ」「ビルマの竪琴」などの劇中音楽でも知られている。2006年没。
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伊福部氏の音楽理論
2016/09/10 12:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
同氏の独自の音楽理論と音楽史であり、その復刻版である。さまざまな打ち明け話なども掲載されている。1975年と40年以上も前のインタビューだが、今読んでみると気付かされることが多い。
紙の本
本質はまったく古びていない
2023/05/30 05:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マーブル - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ろうそくの科学』を思い起こさせる口調で語られる本書は、まるで音大一年生の授業を受けているかのよう。乏しい知識では理解の及ばぬ記述も多く、意識が朦朧とする場面もあったのだが、音楽だけでなく他の分野にも共通する話なのではないかと思い始めてから俄然面白くなった。誕生の理由。発展と拡散。地域色や社会制度の側からの影響。技術の進歩による変化。進歩の先にある古典への回帰。論旨は音楽ばかりでなく、芸術一般、そして人類の文化についてまで考えさせるように進む。再版のたび時代とのずれを語るが本質はまったく古びていない。