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紙の本
都会の里海東京湾 人・文化・生き物 (中公新書ラクレ)
著者 木村 尚 (著)
水深600mの深海から干潟まで、表情豊かな東京湾の生き物は、魚だけで700種以上! かつて「死の海」と呼ばれた海と向きあう海洋環境専門家が、東京湾の魅力を語る。桝太一との...
都会の里海東京湾 人・文化・生き物 (中公新書ラクレ)
都会の里海 東京湾 人・文化・生き物
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商品説明
水深600mの深海から干潟まで、表情豊かな東京湾の生き物は、魚だけで700種以上! かつて「死の海」と呼ばれた海と向きあう海洋環境専門家が、東京湾の魅力を語る。桝太一との対談も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
要塞に深海、700種以上の魚が潜む東京湾はこんなにすごい! 海洋環境研究家が語るその魅力のすべて。枡太一アナとの対談も!【本の内容】
要塞に深海、700種以上の魚が潜む東京湾はこんなにすごい! 海洋環境研究家が語るその魅力のすべて。桝太一アナとの対談も!【本の内容】
著者紹介
木村 尚
- 略歴
- 〈木村尚〉1956年神奈川県生まれ。東海大学海洋学部海洋資源学科卒。海洋環境専門家。NPO法人海辺つくり研究会理事(事務局長)、東京湾の環境をよくするために行動する会幹事などを務める。
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紙の本
豊かだからこそ、人が利用し、汚れも生んだ。
2021/11/19 11:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京湾の海はどんなところかを著者自身の活動とともに紹介。
著者については、名前は知らなくても掲載の写真をみれば「あのひとか」とわかる人も多いだろう。テレビでも何年もかけて「横浜の海岸をよみがえらせる」企画に登場している生物研究家である。
地理的な特徴、江戸時代の文献からわかる昔の状況。2,3章ではお台場とか盤洲干潟とか、それぞれの場所の特徴が語られる。この二つの章が全体の大きな部分を占め、東京湾の生き物観光案内のようにも読める。全体に著者の海への暖かい気持ちがあふれ、4章の生き物の説明も加え、全体にこなれた文章で(どの魚がおいしい、とか食欲が目立つ箇所もあるが)楽しく読めた。
上記のテレビ番組企画よりもかなり前から著者はアマモ場つくりやワカメ養殖などで海岸の改善に携わっている。海岸だけを整備しても、山や川が荒れればそれが海岸に影響する。山も川も海もつながっていることもよくわかるのは著者自身の体験を通した言葉で書かれているからだろう。「鮎が多摩川に戻っている」などと嬉しいニュースも聞こえるけれど本当はどうなのか?そういうこともいろいろな情報源から確認していかないといけないと警鐘も忘れていない。
東京湾は様々な条件が揃ってで来た豊かな海である。豊かだからこそ人間も利用する。その利用が汚れも増やしている。山も、川も同様であろう。利用して終わり、ではなく長く楽しく付き合っていきたい。そう思わされた。また何年後かに、どうなっているかを読ませてほしいものである。
紙の本
環境問題
2016/08/02 18:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京湾の再生を通じて社会の在り様を問う本。自然が身近に感じられるようになることを目指す活動だが市民運動のやりようにも問題を投げかけている。