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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/07/28
- 出版社: KADOKAWA
- サイズ:19cm/355p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-103225-1
読割 50
紙の本
娼婦たちから見た戦場 イラク、ネパール、タイ、中国、韓国
著者 八木澤 高明 (著)
イラク戦争下で生きる娼婦。韓国米軍基地村の娼婦。ベトナム戦争から始まるバンコクの大規模買春…。極限状況で暮らす娼婦たちの眼から、世界はどのように見えているのか。15年以上...
娼婦たちから見た戦場 イラク、ネパール、タイ、中国、韓国
娼婦たちから見た戦場 イラク、ネパール、タイ、中国、韓国 (角川ebook nf)
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商品説明
イラク戦争下で生きる娼婦。韓国米軍基地村の娼婦。ベトナム戦争から始まるバンコクの大規模買春…。極限状況で暮らす娼婦たちの眼から、世界はどのように見えているのか。15年以上に及ぶ紛争地取材が生んだ現場ルポ。〔「娼婦たちは見た」(2019年刊)に改題,加筆修正し再構成〕【「TRC MARC」の商品解説】
世界の姿は、最古の職業・ 娼婦たちが知っている。
<本書に登場する娼婦たち>
●イラク戦争下で生きるパンパンガール
●イラク宮廷にいたロマ・ガジャル
●デウキ。寺に捧げられ娼婦となったネパールの女たち
●インドの売春窟に売られる少女
●ヒジュラ。第3の性の娼婦(夫)たち
●売春カースト・バディ村の少女
●タイ、クーデター下で働く農村出身の娼婦たち
●中国の戸籍なき女、黒孩子
●洋公主、韓国の米兵相手の娼婦
戦争、圧政、貧困。その現場には常に娼婦たちがいた。
国が体裁を整えるとき、はじめに手をつけられるのは、常民ではない人々であることは世の常である。常に緊張を強いられる、極限状況で暮らす娼婦たちの眼から、世界はどのように見えているのか。
国家、軍隊、階級、習俗、貧困。人を縛るものが溢れる世で生き続ける女たち。
米軍あるところ、常に娼婦あり。
戦場の片隅に暮らしていた女たちが、戦場とは遠い異国にあるのではなく、常に暮らしている社会の中にあるものだと、私たちに気づかせてくれる。
日本も70年前は戦争状態にあった。そして、戦場は形を変えて日本にも既に入り込んでいるのだ。
15年以上に及ぶ紛争地取材が生んだ、現場ルポの決定版!!【商品解説】
目次
- まえがき――戦争、圧政、貧困。そこにも娼婦たちはいた
- →米軍によって変貌した売春の形。基地、戦争、圧政、貧困。極限状況にある社会において、共通していたもの。それは、世界最古の職業とされる娼婦たちの存在だった。彼女たちから、世界を見る。
- 第一景 娼婦は戦地を生きる――イラク
- →イラク戦争でバグダッドが陥落し、そしてテロが渦巻いたイラク。米軍相手の娼婦から、フセイン政権下では宮廷にいたロマ・ガジャルに、身体を売る将来が待つ貧困地区の少女たちまで。
- 第二景 娼婦は内戦を泳ぐ――ネパール
- →マオイストを取材し続けた著者だから見えた、農村の光景。クマリという処女神信仰がある一方、寺に捧げられ、共同体の娼婦となる少女もいるネパール。そして、売春カースト・バディも存在する国。第三の性のヒジュラも含め、内戦と習俗の風圧のもとでもたくしまく生きる娼婦たちを追った。
- 第三景 娼婦は死を賭す――タイ
著者紹介
八木澤 高明
- 略歴
- 〈八木澤高明〉1972年神奈川県生まれ。写真週刊誌フライデー専属カメラマンを経て、フリーランス。「マオキッズ」で小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。ほかの著書に「青線」など。
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