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紙の本
宗教現象学入門 人間学への視線から
著者 華園 聰麿 (著)
宗教を介した人間理解とは。ミュラー、オットー、レーウ、エリアーデ、メンシング…。宗教の「人間学的理解」の具体的内容を、研究者たちの研究業績に即して浮き彫りにする。【「TR...
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商品説明
宗教を介した人間理解とは。ミュラー、オットー、レーウ、エリアーデ、メンシング…。宗教の「人間学的理解」の具体的内容を、研究者たちの研究業績に即して浮き彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 序章 宗教現象学をめぐる動向
- 第一章 宗教現象学における人間学的理解
- 第一節 はじめに
- 第二節 ヘーゲルおよびミュラーの宗教研究における人間学的側面
- 第二章 オットーの宗教学における人間学的理解
- 第一節 オットーの宗教学の現象学的評価
- 第二節 宗教的経験の特質およびその可能的根拠
- 第三節 「感情」の概念とその問題点
- 第四節 「畏怖」の人間学的理解
- 第五節 ヌーメン感覚の人間学的意味づけ
著者紹介
華園 聰麿
- 略歴
- 〈華園聰麿〉1936年山形県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程中退。同大学名誉教授。専門は宗教学。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年10月号より
書標(ほんのしるべ)さん
ミュラー、オットー、レーウ、エリアーデ、メンシング――彼らは宗教を通じて「人間(として生きること)」の特徴や意義を明らかにしようとする問題意識を共有していた。
本書は彼らの宗教現象学(ないし比較宗教学)の研究業績に即して、宗教の「人間学的理解」の内容を浮き彫りにすることを試みる。