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紙の本
峠越え (講談社文庫)
著者 伊東潤 (著)
【中山義秀文学賞(第20回)】幼き頃、師より凡庸の烙印を押された男は、いかにして天下を覆すことになったのか? 過酷な乱世を勝ち抜いた天下人、徳川家康の生涯最大の危機「伊賀...
峠越え (講談社文庫)
峠越え
04/25まで通常770円
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商品説明
【中山義秀文学賞(第20回)】幼き頃、師より凡庸の烙印を押された男は、いかにして天下を覆すことになったのか? 過酷な乱世を勝ち抜いた天下人、徳川家康の生涯最大の危機「伊賀越え」を描き、彼の「生きる力」に迫る本格歴史長編。【「TRC MARC」の商品解説】
弱小の家に生まれ、幼少期を人質として過ごした家康は、織田と同盟を組むが、家臣同然の忍従を強いられる。信長の命で堺にいるとき、本能寺の変が起きた。三河へ戻るには、明智の追っ手から逃れ、敵が潜む伊賀を越えねばならぬ。杓子定規の石川数正、武田の家臣だった穴山梅雪ら、部下たちもくせ者揃い。己の凡庸さを知る家康は、四面楚歌の状況から脱出できるのか? 本能寺の大胆仮説もふくむ大仕掛け、注目の著者の歴史小説!【商品解説】
目次
- 第一章 持たざる者
- 第二章 獅子身中の虫
- 第三章 まな板の鯉
- 第四章 窮鼠の賭け
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紙の本
華やかさはないが
2023/08/07 09:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
華やかさがない家康を主人公にするとこのような作品になる という典型的な物語。題名からは当然伊賀越の話と思うが、桶狭間を始め三方原、長篠、そして本能寺と、通説とは別解釈 別視点の話が面白い。もっとも 本能寺は 流石に無理筋の気がしたが。作者伊東潤の自家薬籠中の話ではあるが、やや華やかさに欠けるか。