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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/08/26
- 出版社: 集英社インターナショナル
- サイズ:19cm/222p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7976-7331-9
紙の本
冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場
著者 冲方丁 (著)
冲方丁に降りかかったまさかの「DV逮捕劇」。無実の罪を晴らすため余儀なくされた9日間の留置場生活で目にした警察、検察、裁判所の不条理な現実を綴る。周防正行監督との対談も収...
冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場
冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場(集英社インターナショナル)
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商品説明
冲方丁に降りかかったまさかの「DV逮捕劇」。無実の罪を晴らすため余儀なくされた9日間の留置場生活で目にした警察、検察、裁判所の不条理な現実を綴る。周防正行監督との対談も収録。『週刊プレイボーイ』連載を加筆修正。【「TRC MARC」の商品解説】
ベストセラー作家に降りかかった妻へのDV容疑。身に覚えのない嫌疑を晴らすために余儀なくされた9日に及ぶ留置場生活。そこから見えてきた日本の刑事司法の問題点と可笑しさを世に問う衝撃の手記。
【商品解説】
冲方丁逮捕――。2015年8月、各マスコミがいっせいに報じた人気作家、まさかの「DV逮捕劇」。
9日間にわたって東京・渋谷警察署の留置場に閉じ込められたのちに釈放され、その約2ヵ月後に不起訴処分が下された。冲方氏が、この体験からなにより衝撃を受け、失望を禁じえなかったのが、警察、検察、裁判所の複雑怪奇な実態だ。
「容疑を認めさせようとありえないストーリーを持ちだす取り調べの刑事」、「体力を奪って被疑者を屈服させる前近代的な留置場のありよう」、「被疑者の言いぶんに聞く耳を持たず不起訴確定に時間をかける検事」、「勾留請求にただハンコを押すだけの裁判官」など…。
そこで目の当たりにしたのは世間の常識などいっさい通用しない法律ゲームの世界であり、誤認逮捕や冤罪を生み出しかねない日本の刑事司法の「不条理な現実」だった!
これを「悲劇」ととらえれば何も変わらない。自由を奪われた9日間で見た想像を絶する警察、検察、裁判所の実態をあえて「喜劇」として笑い飛ばせ! 『週刊プレイボーイ』の好評連載から大幅に加筆。150万部ベストセラー『天地明察』の作家がつづる前代未聞の留置場体験記!!
痴漢冤罪事件をテーマに、刑事司法の問題点を浮かび上がらせた映画『それでもボクはやってない』の周防正行監督との対談、担当弁護士のQ&Aも収録!
○目次
はじめに この「手記」を喜劇としてつづる理由
序章 冲方丁逮捕!
第1章 留置場生活のはじまり
第2章 ハズレの検事
第3章 セルフ身代金
第4章 裁判官はハンコ屋
第5章 最悪の事態
第6章 悪魔の証明
第7章 2度目の検察庁
第8章 釈放決定
第9章 監禁から軟禁へ
第10章 不起訴処分
第11章 社会復帰
終章 この事件が意味するもの
対談 周防正行×冲方 丁 日本の刑事司法、諸悪の根源は?
おわりに 「馬鹿じゃないのか」と笑うこと
【本の内容】
著者紹介
冲方丁
- 略歴
- 〈冲方丁〉1977年生まれ。岐阜県出身。小説家、アニメ脚本家。「黒い季節」でスニーカー大賞金賞、「天地明察」で吉川英治文学新人賞、本屋大賞等を受賞。
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