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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/07/22
- 出版社: ふらんす堂
- サイズ:19cm/197p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7814-0853-8
紙の本
縁 三代寿美代句集
著者 三代 寿美代 (著)
霞草薄き胸にて踊りけり 桃啜る奈落の底は楽しさう 月光や惚れた男の喉仏 女のいじらしさ、男のたよりなさ、この世の理不尽を一身に負って俳句とともに突き進む著者の第1句集。【...
縁 三代寿美代句集
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商品説明
霞草薄き胸にて踊りけり 桃啜る奈落の底は楽しさう 月光や惚れた男の喉仏 女のいじらしさ、男のたよりなさ、この世の理不尽を一身に負って俳句とともに突き進む著者の第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
湯ざめする女の身にもなつてみよ
この啖呵の小気味よさ。銭湯の前で長湯の男を待つ女。あるいは湯宿に敷かれた蒲団の傍らで男を待つ女。そうした女の姿に仮託して、「女の身にもなつてみよ」の啖呵はこの世のすべての男どもに向けて切られるのだ。「女の身にもなつてみよ」、思えばこれがこの句集全体の放射するテーマなのである。
女のいじらしさ、男のたよりなさ、この世の理不尽を一身に負って、三代さんはこれからも俳句とともに突き進むのだ。
(序より・小川軽舟)
◆小川軽舟選
香水瓶並べし程に気まぐれも
東京は闇に飢ゑたり金魚玉
百合手向け事もあらうに嫉妬心
狐火や陶器のやうな女の背
蝌蚪に足もはや私の手に負へぬ
風船のちやほやされて割れにけり
柊の花やいつから泣いてゐた
凍蝶や何も映さぬ男の目
蠛蠓に試されてゐる突き進む【商品解説】
目次
- 序・小川軽舟
- 香水瓶 11
- 遠き日の 37
- 手に負へぬ 67
- 風船 105
- 思ひ出したやうに 151
- あとがき
著者紹介
三代 寿美代
- 略歴
- 昭和三十四年八月三十一日 島根県松江市に生れる
昭和五十五年~平成十七年 幼稚園教諭として出雲市斐川町(旧簸川郡斐川町)に勤務
昭和五十六年 「鷹」俳句会入会
平成二十年度 「鷹」第二十七回新葉賞受賞
現在 「鷹」同人 俳人協会会員
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