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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 11件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/09/07
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま文庫
  • サイズ:15cm/246p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-480-43380-0
文庫

紙の本

紅茶と薔薇の日々 (ちくま文庫)

著者 森茉莉 (著),早川茉莉 (編)

昭和の洋食と日々のお惣菜、ときどき巴里のカッフェ…。森鷗外の娘にして無類の食いしん坊、 森茉莉が描く美味の世界。単行本未収録作品を含む、食に関するエッセイ53編のアンソロ...

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紅茶と薔薇の日々 (ちくま文庫)

税込 814 7pt

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商品説明

昭和の洋食と日々のお惣菜、ときどき巴里のカッフェ…。森鷗外の娘にして無類の食いしん坊、 森茉莉が描く美味の世界。単行本未収録作品を含む、食に関するエッセイ53編のアンソロジー。【「TRC MARC」の商品解説】

天皇陛下のお菓子に洋食店の味、庭に実る木苺……森鴎外の娘にして無類の食いしん坊、森茉莉が描く懐かしく愛おしい美味の世界。【商品解説】

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みんなのレビュー11件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

美味しそう

2022/10/31 20:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

森鴎外との親子関係が何となく苦手で、長い間読まなかった森茉莉ですが、食べ物のエッセイが面白いと聞き気になりました。嫁ぐまで「パッパ」の膝に座っていたなど、やはり不気味な描写もありましたが、「ロオストビイフ」などカタカナで書かれるととてつもなく美味しそうに上品に感じました。嫁ぎ先で舅の妾も同居などという話も驚きでした。

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紙の本

主に食べ物にまつわるエッセイ集

2023/05/06 09:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る

森茉莉さんの文章を初めて読んだ。

正直、独特の文体に慣れるのに時間がかかり、内容を味わうところまでは至らないままに読了。
この方が育ち、生活していた頃には当たり前の表現かといえば、ほかの同時代の作家の文章からすると、必ずしもそういうわけでもないように思う。

外国に行ったり、それなりに読書したり、人との交流もあったりで、いろんなことは知っている。
特に子どもの頃は溺愛されて育っており、一般人からはわからない感覚の持ち主であるようなところは感じられた。
傍目には面白いけど、友達になるにはしんどいかもと思う。
ひとつには育てられ方もあるのかもしれない。
親に甘やかされすぎるのは幸せなのだろうか、どうなんだろうかと考えてしまった。
それと同等以上に愛してくれる人に出会えなかったのは気の毒だけれど、ご自身でも書いているが、受けた愛情へのお返しができない人であったようだ。
お返しという表現からして、受動的だ。
自分から愛する、というのは恐らく肉親にしかなかったのではないだろうか。
このことがこの人の文章を独りよがりに感じさせるところではないかと感じた。
そういうことを考えながら読んで、ものすごく疲れた。
ただ、ああいう時代の雰囲気の一部を感じられたところは楽しめた。
多分、もうこの方の本は読まない。


あと、鴎外の潔癖症が笑えるくらいすごい。
脚気の原因を脚気菌だとこだわり続け、医師としてはイマイチだったという話を思い出した。

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紙の本

森鴎外の娘

2023/06/07 20:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

流石に、令和の今の時代に読むと、この父娘の関係が、エー?とか気持ち悪い、とか感じてしまいます。嫁ぐまで、ソレって異常とは思わないのですねえ。食べてるものは、さすがお嬢様、です。森鴎外に興味ある方、一読すると彼の生活が垣間見えますよ、自分はパスしたい

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