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紙の本
聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)
著者 森見 登美彦 (著)
【京都本大賞(第2回)】社会人2年目の小和田君の前に狸の面をかぶった「ぽんぽこ仮面」なる人物が現れて…。宵山で賑やかな京都を舞台に、果てしなく長い冒険の1日が幕を開ける。...
聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)
聖なる怠け者の冒険
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商品説明
【京都本大賞(第2回)】社会人2年目の小和田君の前に狸の面をかぶった「ぽんぽこ仮面」なる人物が現れて…。宵山で賑やかな京都を舞台に、果てしなく長い冒険の1日が幕を開ける。筋金入りの怠け者は、はたして冒険者となり得るか?〔2013年刊を大幅に加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
【文学/日本文学小説】社会人2年目の小和田君は仕事が終われば独身寮での夜更かしを楽しみとする地味な生活。ある日、狸のお面をかぶった「ぽんぽこ仮面」との出会いから、めくるめく冒険の一日が幕を開ける。第2回京都本大賞受賞作!【商品解説】
社会人二年目の小和田君は仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂して夜更かしをする地味な生活。ある朝目覚めると、小学校の校庭でぐるぐる巻きにされ、隣には狸のお面をかぶった「ぽんぽこ仮面」が立っていて……ここから「充実した土曜日の全貌」が明らかになる。朝日新聞連載を全面改稿、著者3年ぶりの長篇小説の文庫化。第2回京都本大賞受賞作! 【本の内容】
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電子書籍
怠け者、だけじゃない
2017/06/21 21:58
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
怠け者への賛美、讃歌にあふれていてたまらない。小和田くんのこの筋の通った怠け者ぶり、師匠と呼びたい。色々な妨害や誘惑にまったく動じない。最後は神様にも口答えするくらいだしね。怠け者だから。「たとえ行いは正しくとも、流れにさからえば潰される。行いの正しさに驕らないで、流れが変わるまで辛抱なさい」ぽんぽこ仮面が出会った煙草屋のおばあさんのヒトコト。これはわたしにむけてのメッセージだ!と思った。あがいてもあがいてもうまくいかない時。流れに身を任す。読書が心を救うこともある。それが怠け者の冒険譚であったとしても。
電子書籍
魅力的な登場人物たち
2020/03/18 15:09
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:taddy - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都が好きで、クドいのが好きで、冒険が好きならはまると思います。京都に限らず、街を魅力的に描くのが凄いですね。また、登場人物達も魅力的で、その後が気になります。続編は出るのでしょうか。所長が好きです。
電子書籍
素敵な土曜日に
2018/08/21 22:09
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
元は新聞の朝刊に連載されていたお話だったのだが、連載当時とは似ても似つかないほど作り直されている。
辛うじて登場人物は共通するようだが、全部は読んでいない。
今時『朝日新聞』なんか購読していたら末代までの恥である。
と言うことで、連載当時が云々とは言っても、断片しか知らないので具体的になにがどう違うのかは指摘できないのが難点だ。
かすかな記憶をたどれば、正直なところ連載は「面白くない」と思っていた。作者自身が迷子になって道を見失っても、読者にはどうにもできないからだ。
連載終了から脱稿に至る経緯も、後書きによれば物書きに付き物の「体調不良」によるそうである。
しかし、これに関して読者が見守る必要はなかろう。書け、書くのだ作者よ。物書きだから体調を崩さないといけないなんて、誰が決めた?
紙の本
相変わらずの森見ワールド
2017/02/28 22:40
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mame - この投稿者のレビュー一覧を見る
癖のある登場人物たちと、真面目なのかふざけているのか分からない設定で、不思議と文学的な世界観を作り上げてしまう森見さんはやはり天才ではないかと思う…。
謎の「ぽんぽこ仮面」が活躍する京都の街を舞台に、世界一(?)やる気のない主人公が冒険にまきこまれていく。
何も考えずに読書を楽しみたい時におすすめです。
紙の本
やっぱいいですね
2017/02/09 20:15
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
この著者の作品、かなり久しぶりに読みましたが、独特の文体がやっぱり楽しいですね。好みはわかれるかもしれませんが、70歳の知り合いも森見節、好きだそうです。
紙の本
ポップな面白さ
2021/12/22 16:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きなこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
森見登美彦さんの作品を読んでいると京都に行きたくなりますが、この作品のぽんぽんぽん!と展開する京都はまた他の作品とは違ってポップな明るさがあって新鮮。主人公の怠け者度が「聖なる」と名付けたくなるほど常人には行き着かないところまでいっているが、読んでいるうちにだんだん自分も怠け者サイドに寄っていく不思議な面白さがある。森見さんの作品の中では怖さ薄暗さがあまりない作品だとおもいますが、「無限蕎麦」があえて言うなら怖いポイント(でもやっぱりポップ)だと思います。
紙の本
不思議な世界
2018/11/26 01:29
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
宵山の1日のお話。読み終わってから、まさかの1日の話だったことに気づいてしまいました。
宵山を見た(という表現で良いのかも微妙ですが)ことがないため、その時の街並みや山鉾の描写がそこまで鮮明に浮かんでこなかったのが、少々残念です。「夜は短し歩けよ乙女」でも、先斗町を実際に見る前と後でだいぶイメージが違ったので、やはり、この物語も、宵山を知っていた方が楽しめたのかなあと。
それにしても、主人公がほぼ動きません。寝てばっかです。さすが怠け者。
ちょいちょい入ってくる、作者による登場人物に対するフォローが好きでした。何となく納得してしまった自分が怖くもありましたが(笑)
登場人物紹介がイラスト付きで、何だか物語に合った感じのイラストで良かったです。アルパカかわいい。
紙の本
森富美ワールド全開
2017/04/22 21:02
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
検索するのに「聖なる」と入力したら『聖なる酔っ払いの伝説』が出てきた。同作のオマージュなのでしょうか?
広告のあおりが「未だかつて,これほど動かない主人公がいただろうか。」
ということは,前半寝てばかりいるこいつが主人公なのか?
前半ひたすら走り回っている怪人が主人公じゃないのか?
後半は攻守入れ替わって,怪人の方が寝てます。
ヒロインも華がないなぁ。
京都を舞台にシュールなドタバタナンセンス活劇を展開するいかにも森富美ワールドな作品。
たぶん京都の地理にある程度詳しい方が楽しめる。
多の森富美作品ともリンクしているようです。
本作もアニメ化されるのかな?
私は森富美作品では「きつねのはなし」が一番好きです。森富美ワールドぽくないから。
初版本はカバーがリバーシブルで作者のメッセージカード付きです。
紙の本
うーん
2020/11/30 14:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもしろくなかった。
もっともっと突き抜けた感じでもよかったのに。
全体的に消化不良。
一番輝くのは腐れ大学生ものなのかなあ。