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読割 50
紙の本
ショパン・コンクール 最高峰の舞台を読み解く (中公新書)
著者 青柳いづみこ (著)
5年に一度開催されるショパン・コンクール。その歴史を俯瞰しつつ2015年大会の模様を現地からレポート。客観的な審査基準がない芸術をどう評価するか、日本人優勝者は現れるのか...
ショパン・コンクール 最高峰の舞台を読み解く (中公新書)
ショパン・コンクール 最高峰の舞台を読み解く
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商品説明
5年に一度開催されるショパン・コンクール。その歴史を俯瞰しつつ2015年大会の模様を現地からレポート。客観的な審査基準がない芸術をどう評価するか、日本人優勝者は現れるのか。コンクールを通して音楽界の未来を占う。【「TRC MARC」の商品解説】
ポーランドのワルシャワで五年に一度開催される、世界最高峰のピアノ・コンクール。モノ書きピアニストが見た、若者たちの憧れと現実【本の内容】
ポーランドのワルシャワで五年に一度開催される、世界最高峰のピアノ・コンクール。モノ書きピアニストが見た、若者たちの憧れと現実【本の内容】
著者紹介
青柳いづみこ
- 略歴
- 〈青柳いづみこ〉東京藝術大学大学院博士課程修了。ピアニスト・文筆家。大阪音楽大学教授。日本ショパン協会理事。「翼のはえた指」で吉田秀和賞、「青柳瑞穂の生涯」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
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紙の本
面白い
2020/02/26 19:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
青柳さんの著書は他にも読んだことがあり、その時はピアノの技術的な話が結構ありよくわからなかったところも多かったのですが、今回はコンクールの舞台裏の人間臭い話や、演奏の評価など興味津々で一気読み。
コンクールで演奏されたショパン の曲を知ることもでき、ライブラリー作成の参考になります。
紙の本
臨場感あふれる現場レポートは、さすが
2017/05/03 15:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森郊外 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ショパンコンクール、そもそもショパンの演奏とはどうあるべきか? ショパンは自作をどのように弾いていたのか? 戦前のパハマンに代表されるロマンティックな解釈と戦後の新即物主義の波にさらされ、時代とともに演奏スタイルは変わり、聴衆の趣味、もっと言ってしまえば審査員の嗜好も変遷してきた。しかしそうした時代の趨勢とは一線を画した新たな才能をどのように受容し、あるいは排除して今日に至ったのか。そうした極めて難しくデリケートな問題を正面から論じる青柳氏の誠実さと筆力にはただ賛嘆の意を示すばかりだ。
予選からグランドファイナルに至るコンテストのレポートも、そうした深い問題意識のうえで語られ、一般の演奏評とは一線を画するものだった。そして演奏家として、コンテスタントひとりひとりの才能をいつくしむ筆者の思いが随所に現れ、読後もさわやかな思いに満たされた。
読み進めるうちに、ケイト・リウの演奏がどうしても聞きたくなった。
この本、一つだけ不満はコンテスタントのアルファベット表示が記されていないことでした。
特にYouTubeで演奏家を検索するときに、不便を感じました。
電子書籍
面白かったです
2021/10/27 22:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うつのみや - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイムリーに今年のショパンコンクールの序盤の頃に購入しました。正直採点を伴うコンクールにあまり興味がなかったのですが実際に配信を視聴し本書を読みすすめるうちにグイグイ惹きつけられて、終了後のショパンロスのさなかに読了しました。沢山のピアニスト、無数のショパン像から、自分が素晴らしい信じるものを聴き続ける道標になったと思います。
紙の本
ショパンコンクールを活字で表現することに挑んだ本
2017/03/14 18:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
2015年にBS1で放映された「もうひつとつのショパンコンクール・ピアノ調律師たちの闘い」という番組を見ました。ピアニストが競うコンクールですが、その舞台裏ではエントリーした演奏家がどのメーカーのピアノを選択するのかというピアノメーカーの闘いが繰り広げられており、それを現地でサポートする調律師達の仕事ぶりを紹介する秀逸のドキュメンタリーでした。そんな感じの内容を期待したんですが、本書は出場した各演奏家のパフォーマンスへのコメント、コンクールが求める理想の音楽像、コンクールが抱える問題点など音楽そのものに焦点を合わせた内容でした。テレビ番組なら出場者の演奏の一部でも聴きくことができますが、何せその演奏自体を全く聴いてない状態でその演奏のコメントを読んでも想像力が及ばずに理解しにくい部分が多かったです。ただ、著者の繰り広げる音楽を表現する文章、文言の豊かさには驚かされました。ピアノを演奏する方ならもっと共感できだんじゃないかなと思います。
コンクールの抱える問題点や、日本のピアノ演奏家がこれから取り組むべき方向性などの部分はよくわかりました。
電子書籍
ショパン
2024/03/19 16:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamu - この投稿者のレビュー一覧を見る
ショパンコンクールは最近日本人も活躍しているので、興味があり読みました。歴史のあるコンクールですごいです。