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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/09/10
  • 出版社: 洛北出版
  • サイズ:19cm/409p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-903127-25-5

紙の本

叫びの都市 寄せ場、釜ケ崎、流動的下層労働者

著者 原口 剛 (著)

「流動的下層労働者」たちは職や生存を求め、都市空間の深みを潜り抜けた。陸と海を、山谷−寿町−笹島−釜ケ崎を行き交う、群れとなったのだ。その流動はいかなる空間を生み出してい...

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叫びの都市 寄せ場、釜ケ崎、流動的下層労働者

税込 2,640 24pt

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商品説明

「流動的下層労働者」たちは職や生存を求め、都市空間の深みを潜り抜けた。陸と海を、山谷−寿町−笹島−釜ケ崎を行き交う、群れとなったのだ。その流動はいかなる空間を生み出していったのか。労働者の相貌を現す都市空間誌。【「TRC MARC」の商品解説】

 夜の底、うねり流れる群れ ――― 
 流動する労働者(流動的下層労働者)たちは、かつて、職や生存を求め、群れとなった。かれらは、都市空間の深みを潜り抜けたのだ。山谷‐寿町‐笹島‐釜ヶ崎を行き交う、身体の群れ。その流動は、いかなる空間を生み出していったのか。
 私たちはすでに「釜ヶ崎的状況」を生きている。「寄せ場〔よせば〕」の記憶は、今を生き残る術〔すべ〕を手繰りよせるための、切実な手がかりなのだ。地表を横断する群れとなれ、君みずからの「寄せ場」をつくれ ―― 過去からの声は、そう私たちに耳打ちしている。【商品解説】

目次

  • 序 章
  • ● アスファルトを引き剥がす
  •    釜ヶ崎という場所
  •    過程としての空間
  •    本書の問い ―― 線を追跡する
  • 第1章
  • ● 戦後寄せ場の原点 ―― 大阪港と釜ヶ崎
  •    一九五〇‐六〇年代の港湾労働の地理
  •    港湾における労働者階級の状態
  •    国策と資本の矛盾

著者紹介

原口 剛

略歴
〈原口剛〉1976年千葉県生まれ。大阪市立大学文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。神戸大学大学院人文学研究科准教授。共編著に「釜ケ崎のススメ」など。

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書店員レビュー

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年10月号より

書標(ほんのしるべ)さん

高度経済成長の只中、大阪湾には貨物が殺到した。それを運ぶのは、日々「釜ヶ崎」から移動してくる日雇労働者たちだ。彼らの労働力は、海運・港湾資本にとって、費用の抑制と貨物の波動性への対応に、不可欠のものであった。
そうでありながら、資本は自らの利益のために、労賃を買い叩く。仕事の過酷さは、そして仕事のあるなしもまた、入港する船の混み具合次第である。「釜ヶ崎」は、日本資本主義発達の歪が寄せられた場所である。
歪は隠されなければならない。コンテナ化が「ドヤ街」の労働力を不要とし、続く構造不況で、大資本と行政は、彼らを容赦なく切り捨てる。更に、地域の連続線を分断し、過去の痕跡をも消してしまう。「築港」は「天保山」と名付けられて遊興空間へと変貌し、「釜ヶ崎」はついぞ地名として採用されなかった。
大阪万博、関西国際空港と、東京オリンピックと、かつての港湾労働者は建設労働者として資本に都合よく利用され続ける。仕事を求めて移動する労働者たちと共に、運動は全国に飛び火し、拡がっていった。歪はますます深まり、蓄積されたエネルギーは臨界点を超え、遂に「暴動」として発現する。地名となれなかった「釜ヶ崎」は、運動の名であり続けた。
フリーターと呼ばれる日雇労働者たちがネットカフェの壁に分断され、登録された電話番号のみで調達される今日、原口剛は「釜ヶ崎」の歴史を発掘し、記録していくことにより、そのエネルギーを再び呼び戻そうとするのだ。

みんなのレビュー3件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

西成を振り返る

2017/01/31 20:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今、労働者のまち、西成が、いろいろな意味でターニングポイントをむかえていると言えます。『新世界』という本を酒井さんが書かれていますが、その本と合わせて読んでみられることをお勧めします。資本主義の課題が凝縮しているまちで、運動の来し方行く末を見据えるための一冊です。

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紙の本

資本主義の歪みの場

2016/11/03 23:42

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る

日雇労働者は高度経済成長期の資本主義の歪みとして、過酷な労働、仕事はその時次第であり、今は容赦なく切り捨てられ、その歴史を記録している。

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紙の本

技術革新の果てに…

2016/12/21 21:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:地理屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

筆者は、釜ヶ崎の例外性や特殊性をあげつらうのではなく、釜ヶ崎が「いかにして例外化され、特異化されたのか」という過程を明らかにすることを目的とすると言っている。これは非常に重要な指摘であるように思える。ともするとその地域が、いかにも自明のように(歴史的に決定づけられた)地域と捉えがちである。しかし、海外の外国人集住地区の事例であっても、それは創りあげられていることも多い。
港湾の労働者が技術革新によってより厳しい立場に置かれたように、21世紀の技術革新、AI、自動運転などは何を生み出すのか、考えさせられた。釜ヶ崎のような場所があったことが労働者にとって重要であると思うが、果たして総寄せ場と言われる時代に、新しい技術革新はどのような事態を生むのか。

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