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読割 50
紙の本
江戸あわび (ハルキ文庫 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
著者 和田はつ子 (著)
江戸の秋。塩梅屋では季蔵がアワビ料理に余念がない。ある日、岡っ引きの松次たちが店にやってきた。塩梅屋の新しい常連・富助が行方不明だといい…。心優しき名料理人の季蔵が、市井...
江戸あわび (ハルキ文庫 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
江戸あわび 料理人季蔵捕物控
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商品説明
江戸の秋。塩梅屋では季蔵がアワビ料理に余念がない。ある日、岡っ引きの松次たちが店にやってきた。塩梅屋の新しい常連・富助が行方不明だといい…。心優しき名料理人の季蔵が、市井の人々の幸せを守るため、江戸の悪を討つ!【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
骨董飯 | 5−54 | |
---|---|---|
萩豆腐 | 55−106 | |
おき玖飴 | 107−156 |
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紙の本
今回も、四話を通じて一つの巨悪を暴く構成でした。
2017/12/11 10:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も、四話を通じて一つの巨悪を暴く構成でした。一話から三話までにも事件は起こるが、全体像が全く見えない。四話で一挙に謎解きがなされるが、今回の謎解きは単純だが巧く構成されていた。また、下手人が9名という大人数だったのは珍しい。何時も通り、料理に関しては微に入り細に入りで、一度は食べてみたいと思う華やかさでした。
第一話 骨董飯; アワビ料理を売り出したいと習いに来た、富助が殺される。調べが進み、どうも大奥との関連がありそうだという所で二話へ。 3点
第二話 萩豆腐; 敵が大奥絡みとあっては迂闊に手を出せないので、富助の女房が犯人を見たという情報を瓦版を使って流す。田畑、松次、季蔵の3人は富助宅に張り込む。誘い出された下手人は、富助が恩人と敬っていた両替屋:井本敏五衛門だった。しかし、その犯行動機がどうにも不自然過ぎることに皆釈然としない。そんな折、渡り中間の要三が殺される。残された子猫の関連を辿り、猫屋・にゃん屋のお亜希に辿り着く。その猫屋で、要三が瑠璃に一目惚れして追い回していたことを知る。また、おき玖もその店の贔屓だった。 5点
第三話 おき玖飴; 一連の事件は「鮑玉(アワビの真珠)」の密取引に関連してるらしい。富助の女房・お笛が俄かに浮上。お笛は偽名で、実名はお紀美であり、乳飲み子は他人の子を金で借りてたと判明。何故そんな面倒なことをするのか謎だらけ。 4点
第四話 江戸あわび; 猫屋・にゃん屋のお亜希が「あわび宴」を企画し季蔵に依頼してくる。招待客は玉木藩江戸家老:根本剛右衛門ほか9名(180)。そして、宴の最中に根本が9カ所も刺された死体で発見される。ここで宴に頼んで列席していた南町奉行所同心・伊沢蔵之進の情報とを総合して遂に事の真相に辿り着く(236~239)。玉木藩江戸家老:根本と両替屋:井本敏五衛門は結託して「鮑玉」の抜け荷を行っており、そのことを告発しようとした家老・大矢一派を冤罪に陥れて皆殺しにしていた。今回の一連の事件は、その被害者たちと、お笛が考え出した敵討ちであり、「あわび宴」に顔を揃えた、猫屋・にゃん屋のお亜希、招待客7名、お笛の計9名全員の共謀であった。全てを知った南町奉行所同心・伊沢蔵之進は、北町奉行・烏谷椋十郎に直接報告し、直ぐにやって来た烏谷は盗賊の仕業と断定して、敢えて真犯人を究明せず不問に付す。見事な種明かしと、人情味溢れる裁きに拍手。 5点
紙の本
ラストが
2022/06/02 21:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
おしまいのところで、犯人が明らかにはなるけど、こんなにたくさん……?しかも、裁きは、これで良いんでしょうか?1から3で、伏線、4で解決ですが、納得はいかなかったです。