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紙の本
マンション格差 (講談社現代新書)
著者 榊 淳司 (著)
マンションの格差を見極めることは、マンションの資産価値を客観的に見つめ直すこと−。格差をもたらす理由を追究・解説する。デベロッパー大手12社の特徴がわかる診断つき。【「T...
マンション格差 (講談社現代新書)
【期間限定価格】マンション格差
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商品説明
マンションの格差を見極めることは、マンションの資産価値を客観的に見つめ直すこと−。格差をもたらす理由を追究・解説する。デベロッパー大手12社の特徴がわかる診断つき。【「TRC MARC」の商品解説】
35年前に購入したマンションの売却査定額が3200万円と800万円……何が運命を分けたのか!? ◆知っておきたいマンションの真実◆デベロッパーの正体/築30年なのに新築時価格より高い物件/民泊は資産価値にマイナス?/劣悪な立地をごまかす仕掛け/タワーマンションにうごめく見栄と嫉妬/マンション「廃墟化」シナリオ→それでも「マンションを買う」意味とは?
◆あなたのマンションは「勝ち組」「負け組」?◆
いまから35年前、都心に勤務する30代のサラリーマン二人が、
それぞれマンションを購入した。価格はともに4000万円前後。
35年ローンを完済させたこのAさんとBさんが、
いずれ将来は高齢者施設に入ることを想定し、
自宅マンションの売却査定額を
それぞれ不動産仲介業者に出してもらった。すると……
Aさんのマンションは3200万円だったのに対し、
Bさんのマンションは800万円だった。
何が運命を分けたのか!?
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いまあなたが住んでいるマンション、
これから住むかもしれないマンション、
親から譲り受けて何とかしなければならないマンション、
子供から購入のために資金援助を求められているマンション、
……それらのマンションを「格差」の視点で見つめるとどうなるのか?
現在居住中のマンションが、近隣のマンションと比べて
優位に立つために、いまからできることとは?
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◆知っておきたいマンションの真実◆
・デベロッパーの正体
・築30年なのに新築時価格より高い物件
・民泊は資産価値にマイナス?
・劣悪な立地をごまかす仕掛け
・タワーマンションにうごめく見栄と嫉妬
・マンション「廃墟化」シナリオ
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◆本書のおもな内容◆
第1章 マンションのブランド格差を考える―最初に格差をつけるのはデベロッパー
第2章 管理組合の財政が格差を拡大させる―大規模修繕工事「割高」「手抜き」の実態
第3章 価格が落ちない中古マンションとは―市場はいかにして「格付け」するのか
第4章 マンションの格差は「9割が立地」―将来性を期待「できる」街と「できない」街
第5章 タワーマンションの「階数ヒエラルキー」―「所得の少ない低層住民」という視線
第6章 管理が未来の価値と格差を創造する―理事会の不正は決して他人事ではない
第7章 マンション「格差」大競争時代への備え―賃貸と分譲を比較検討する
特別附録 デベロッパー大手12社をズバリ診断【商品解説】
マンションの格差を見極めること—それはつまり、マンションの資産価値を客観的に見つめ直すこと。格差をもたらす要因を徹底考察する【本の内容】
目次
- 第1章 マンションのブランド格差を考える
- ――最初に格差をつけるのはデベロッパー
- 第2章 管理組合の財政が格差を拡大させる
- ――大規模修繕工事「割高」「手抜き」の実態
- 第3章 価格が落ちない中古マンションとは
- ――市場はいかにして「格付け」するのか
- 第4章 マンションの格差は「9割が立地」
- ――将来性を期待「できる」街と「できない」街
- 第5章 タワーマンションの「階数ヒエラルキー」
- ――「所得の少ない低層住民」という視線
著者紹介
榊 淳司
- 略歴
- 〈榊淳司〉京都府出身。同志社大学法学部および慶應義塾大学文学部卒業。住宅ジャーナリスト。マンション分譲を中心とした不動産業界に関わる。著書に「やってはいけないマンション選び」など。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年11月号より
書標(ほんのしるべ)さん
「マンションの格差とは、資産価値に対する評価の差である」とは本文からの引用です。解ったような解らないような感じですが、購入直後から価値が下がっていく日本の不動産業界において、取得額が資産価値で、売りに出した時の市場価格が評価である、とすると少し解りやすいかもしれません。10年20年後に幾らで売れるかな?ということでしょう。
これは別の本での紹介でしたが、今後は相続をしても売るに売れず維持管理費だけが嵩んでしまう「負け組」物件の○負動産がどんどん増えていくそうです。
その格差が生じる様々な要因が良く解説されていました。例えば手抜き。立地や管理状況等々。購入の為のノウハウ本ではありませんがすごく参考になるので失敗したくないという方はぜひ一読を。購入後に読むには不安になったり楽しくない内容があるかもしれませんが、今後の世の流れを理解する上でも、とても興味深い内容でしたので役に立つと思います。
本書では直接語られていませんでしたが、手抜き工事などにより評価が下落する物件が発生する要因としては、業界の構造問題の他に、新築崇拝主義であったり、外壁や内装、共用施設の充実を求める傾向だったりといった我々購入者側の姿勢も大きく関与しているということが炙り出されていたように思います。
日本ではすでに大量の住宅が余っていますし、今後も更に増えていきます。モノ余りの時代に、これ以上子どもたちの世代に「負の遺産」を残さないためにも、住居に対する考え方を見直すいい機会になりました。
紙の本
負債化するマンション
2016/11/13 00:00
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
リゾート地にあるマンションが売ろうにも売れず、固定資産税と管理費だけ支払わされるという現状があるが、今後、立地によっては同様のことが起こる。購入後に読むのは不安になるかもしれない。
電子書籍
少し我慢しようが都心より遠いところに買った方が良いと思わなくなった
2017/06/18 19:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tosch - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンション購入問題が現実味を帯びてきた為、勉強してみようと手に取った。
内容ではマンション価格形成の考え方が述べられており、やはり印象深かったのは購入後数年、数十年後のニュータウンとと都心での価格差問題である。
購入時はニュータウンの方が安いのかもしれないが、少子化問題なども考えれば退職時における資産形成という観点からははたしてニュータウンや都心から離れた場所に買う事が本当に正しい事なのか?
と疑問を投げかけてくる。
マンション購入を検討している人なら無知識に購入するのではなく、本書を読んでみてはいかがだろうか。
私も少し考え方が変わった。
紙の本
勝ち組マンションと負け組みマンション
2017/04/22 23:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンションの価値について、一般論だけでなく、筆者の経験が活かされた具体的な話があり、かなり参考になると思います。
マンションの価値について、勝ち組の条件とはなんだろうか。本書は立地と管理の良さがそれであるという主張をしている。
立地について、マンションは価値の9割がそれで決まるとのことだ。ある意味当たり前のことであるが、これがなかなか難しい。好立地のマンションは価格が高く、高い価値を保ち続けるとはいっても、始めに購入することが困難であるからだ。たとえば青山などの一等地は確かに将来も価値が高いままであろう。しかし庶民には決して手が出ない。そこでもう少し安いところ、現実的なところで手を打たなければならない。筆者は沿線として東海道線が最も有利であり、その他京浜東北線、宇都宮線、高崎線、中央線の順に推している。また私鉄では東横線や小田急線、京急線を勧めている。関西では阪急沿線が良いとしている。
そして何より駅からの距離を重視すべきとのことだ。徒歩5分、徒歩10分というのは大きな基準であり、徒歩10分と徒歩11分で価値が大幅に変わってしまうとのことである。
また同じエリアであっても勝ち組マンションと負け組みマンションに別れてしまう。それは管理がきちんとなされているのか、一部の人による管理組合の私物化や管理会社による搾取の餌食になっているのか、その管理のあり方によるのだそうだ。マンションの管理はその組合員にとって本業でないこともあり、なかなか難しい側面があるだろう。管理会社のリプレイスを含め、専門家によるアドバイスがもっと普及すればよいのにと思う。
その他、本書の始めの方に書かれている偽装等のやり取りには憤懣やるせなく感じる。大手であっても適当に言を左右にし、偽装や欠陥を認めず、住民に資産価値が落ちると脅すそのやり口はあんまりではないかと思う。そういった話はマンションの資産価値を低下することになるため表にあまり出ないことから、どの会社が特にひどいのかわかりにくいところにずるさを感じる。
最後についているデベロッパーの評価はなかなか面白い。それぞれの会社によって販売方針や特徴が違うことがよくわかる。
紙の本
積立修繕費という予測不能の変動経費
2017/03/30 00:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
わかりやすく、さらっと読めました。なるほどと思わせる説得力がある。それにしても分譲マンションのリスクの高さよ。パンフで見かける、管理費以外の経費、修繕費が管理組合と管理会社の食い物にされた場合、年々値上がりする、その値上がり率は不明という恐ろしさ。ローン返済計画が崩れそう。年々人口減で住民が減るなか、マンションの売り先は投資用マンションの購入者になっていくのか。
巻末のデベロッパー診断は面白かったので、これだけでも読む価値有り。
紙の本
マンション住まいに興味ありで買った一冊
2016/12/14 00:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容は難しくないのでマンション購入を考えている人に対しての初級本という感じです。