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紙の本
安部公房と「日本」 植民地/占領経験とナショナリズム (和泉選書)
著者 坂 堅太 (著)
「壁」「砂の女」「燃えつきた地図」など、ノーベル賞に一番近かった作家・安部公房。1950年代、ナショナリズムに意義を見出していた安部の創作活動に迫り、無国籍的・国際的とい...
安部公房と「日本」 植民地/占領経験とナショナリズム (和泉選書)
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商品説明
「壁」「砂の女」「燃えつきた地図」など、ノーベル賞に一番近かった作家・安部公房。1950年代、ナショナリズムに意義を見出していた安部の創作活動に迫り、無国籍的・国際的という作家神話を問い直す。【「TRC MARC」の商品解説】
本著は、安部公房にまとわりつく無国籍的・国際的という作家神話を再審に付すことを目指し、ナショナリズムに積極的意義を見出していた一九五〇年代の安部の創作活動に焦点を当てる。満洲での植民地支配者体験、そして占領下日本での被支配者体験がテクストに与えた影響を分析しながら、安部公房と「日本」という問題を再考する。【商品解説】
目次
- 序章
- 「無国籍作家」というクリシェ
- 満洲体験とナショナリズム
- 生い立ちから共産党入党まで
- 先行研究の整理と本書の構成
- 第一章 「複雑」なナショナリズム
- 戦後国民文学論争
- 一九五〇年前後におけるナショナリズム論の高まり
- 戦後国民文学論争で争われたもの
- 安部公房の「国民文学」
著者紹介
坂 堅太
- 略歴
- 〈坂堅太〉1984年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。三重大学人文学部特任講師。専攻は日本近現代文学。
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