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紙の本
昔ばなしの謎 あの世とこの世の神話学 (角川ソフィア文庫)
著者 古川 のり子 (著)
ときをこえて繰り返す物語に共通の世界観とは−。「桃太郎」「浦島太郎」「一寸法師」…。絵本で親しんだ昔ばなしのもととなった各地の伝承から、昔ばなしが本来もっていた豊かな意味...
昔ばなしの謎 あの世とこの世の神話学 (角川ソフィア文庫)
昔ばなしの謎 あの世とこの世の神話学
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商品説明
ときをこえて繰り返す物語に共通の世界観とは−。「桃太郎」「浦島太郎」「一寸法師」…。絵本で親しんだ昔ばなしのもととなった各地の伝承から、昔ばなしが本来もっていた豊かな意味を明らかにする。〔「昔ばなし」(山川出版社 2013年刊)の改題,加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
桃太郎はなぜ桃から生まれ、犬と猿と雉を味方につけたのか。
浦島太郎が玉手箱を開けて死ぬ定めにあるのはなぜか。
人間を喰らおうとする山姥の正体とは──。
誰もが知りながら、荒唐無稽で謎めいた昔ばなしの世界。
しかし多様な伝承の森に深く分け入り、古代神話や民間信仰に
その足跡をたどるとき、死と再生、性と笑い、
異界とこの世をめぐる共通の世界観が浮かび上がる。
現代人が忘れてしまった豊かな意味を取り戻すための神話学。
(『昔ばなし あの世とこの世を結ぶ物語』改題)
【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一話 桃太郎――桃太郎はなぜ犬と猿と猿と雉を連れていくのか
- 第二話 かちかち山――トリックスター、稲羽の素兎の末裔たち
- 第三話 花咲爺さん――お爺さんはなぜ犬の灰をまくのか
- 第四話 浦島太郎――分断された乙姫の玉手箱
- 昔ばなしの論理を読み解く(1)
- 第五話 鬼の子小綱――笑いと性の力が春を呼ぶ
- 第六話 三枚の護符――便所はあの世の出入り口
- 第七話 蛇婿入り――苧環はなぜ蛇を退治するのか
- 第八話 蛇女房――無欲と貪欲の報酬
著者紹介
古川 のり子
- 略歴
- 1959年生まれ。東洋英和女学院大学国際社会学部教授。学習院大学大学院博士課程単位取得退学(国文学専攻)。日本神話や昔ばなしの比較構造論を専門とし、物語の分析から日本人の深層心理を追究している。著書に『日本の神話伝説』(青土社、吉田敦彦との共著)がある。
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