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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/10/19
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/381p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-219607-9
読割 50
紙の本
トヨトミの野望 (小説・巨大自動車企業)
著者 梶山 三郎 (著)
失われた20年を高度成長期のように駆け抜けた巨大自動車企業は、日本経済最後の砦−。気鋭の経済記者が覆面作家となって、メディア禁制・28兆円のタブーに挑む!【「TRC MA...
トヨトミの野望 (小説・巨大自動車企業)
トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業
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商品説明
失われた20年を高度成長期のように駆け抜けた巨大自動車企業は、日本経済最後の砦−。気鋭の経済記者が覆面作家となって、メディア禁制・28兆円のタブーに挑む!【「TRC MARC」の商品解説】
創業家VS.左遷サラリーマン!日本の救世主は、ハズレ社員だった。気鋭の経済記者が覆面作家となって挑む日本最大のタブー「27兆円企業」に迫る!「失われた20年を、高度成長期並みに駆け、世界一となったあのトヨトミ自動車が潰れるときは、日本が終わるとき。日本経済最後の砦・巨大自動車企業の真実を伝えたいから、私は、ノンフィクションではなく、小説を書きました」(梶山三郎)
創業家VS.左遷サラリーマン!
日本の救世主は、ハズレ社員だった。気鋭の経済記者が覆面作家となって挑む日本最大のタブー「27兆円企業」に迫る!
「失われた20年を、高度成長期並みに駆け、世界一となったあのトヨトミ自動車が潰れるときは、日本が終わるとき。日本経済最後の砦・巨大自動車企業の真実を伝えたいから、私は、ノンフィクションではなく、小説を書きました」(梶山三郎)【商品解説】
目次
- 目次
- トヨトミの野望
- 序章 荒ぶる夜
- 第一章 ふたりの使用人
- 第二章 社内事情
- 第三章 北京の怪人
- 第四章 ジュニアの憂鬱
- 第五章 暴君
- 第六章 ハイブリッド
- 第七章 異端児
著者紹介
梶山 三郎
- 略歴
- 〈梶山三郎〉経済記者、覆面作家。
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書店員レビュー
あの自動車トップ企業でなにが
ジュンク堂書店福岡店スタッフさん
経済小説は数多くあれど意外にも自動車会社を舞台にしたものは少ない。
しかも本書はあのトップ企業をあきらかにモデルにしており
事実に基づいたと思われるエピソードも満載で興味深く読める。
とくに創業家との関係が非常に日本的で考えさせられる。
ただ暴露本のような内容ではなく、世界を相手に戦う日本のトップ企業で,どのような経営や人事が繰り広げられているのかが人間ドラマとしてよく描かれており,一気に読破してしまう。
タフな自動車産業の内実にふれることができ、下手な業界本を読むよりオススメである。
紙の本
トヨトミの野望
2020/04/09 12:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:み - この投稿者のレビュー一覧を見る
【若干のネタバレを含む】
私はもともと読書が趣味であったわけではなかったが、読書をひとつの趣味とさせてくれた作品。とある書店でオススメされており、「ほぼ実話」という口コミが気になり購入した。
この作品のモデルとなっている企業の内実について、私はよく知らなかったが、調べてみると事実に酷似しており、ある種の「告発本」のような印象を受けた。
本書では、創業者家族vs叩き上げのサラリーマンという対立構造を中心として、世界の情勢にも翻弄されつつ前進する日本の大企業の姿が描かれている。全体として、「家族経営」にこだわる企業体質に対する批判的な描写がなされているようにも思われる。とある著者インタビューによれば、「家族経営」を批判しているわけではなく、徹底的な合理化を図る叩き上げサラリーマン型経営の弊害も描写していると述べられており、確かにそんな側面もあるなあと感じる次第である。モデルとされている企業では、未だ創業者家族が社長を勤めているので、本書の続編である「トヨトミの逆襲」ではどのような描写がなされるのか、非常に楽しみにしている。
本書はその特質から、「告発本」的な性格が注目されがちであるが、フィクションのビジネス小説であったとしても十分すぎるほどにおもしろい。特に物語の終盤が秀逸であった。本書の対立軸であった両側面での終わり方がおもしろい。すなわち、叩き上げサラリーマンが現役を退き、精神の平穏を得て旅に出る一方で、現役の創業者家族は、希望を見出しつつも困難に立ち向かう。この対照的な描写を受けて、(現実のモデルとなっている企業がどうであるかにかかわらず)その後の物語を自由に想像することができ、読書後の余韻に浸ることができる。
ぜひオススメしたい一冊である。
紙の本
事実なのか?
2017/03/30 18:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
だれでもわかる大企業を舞台に、躍進、危機等の表の出来事、またその裏のストーリーをその当事者の心情ともに小説に!
紙の本
世界一のメーカー
2017/01/22 21:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まきちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あー、そういえば!な過去の報道を思い出しながら読みました。
まさに「事実は小説よりも奇なり」です。
昭和生まれの企業戦士の「ビジネスは戦争だ」には重みがあります。
紙の本
創業家・・・
2017/04/07 08:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブレーブス坊や - この投稿者のレビュー一覧を見る
自動車会社の成長を創業家と経営者の視点から描いた大河小説。
創業家とサラリーマンの考えは決して交わらないことをうまく描いていると、感じた一方で、
統一社長の経営者としての成長ぶりにが今一つ伝わってこないような気がしました。
そんな風に感じながら、評判の本ではあるが星三つかな、と思ったら、最後の物語構成で星4つになりました。
フィクションの形にしても、ほぼ実話をベースにしてるのだろうなあ、と想像してしました。
そして、著者は、何者だろう…。
紙の本
トヨトミ
2019/02/16 05:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「トヨトミにあらずんば人にあらず」という感じ。能力や人望より、結局は血統にすがるというのもなんだかなあ……