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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/10/06
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/469p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-220130-8
読割 50
紙の本
住友銀行秘史
著者 國重 惇史 (著)
保身に走る上司とぶつかり、裏社会の勢力と闘ったのは、銀行を愛してやまないひとりのバンカーだった−。戦後最大の経済事件「イトマン事件」の内部告発を行った元住友銀行取締役が、...
住友銀行秘史
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商品説明
保身に走る上司とぶつかり、裏社会の勢力と闘ったのは、銀行を愛してやまないひとりのバンカーだった−。戦後最大の経済事件「イトマン事件」の内部告発を行った元住友銀行取締役が、すべてを綴った手記を公開する。【「TRC MARC」の商品解説】
大蔵省とマスコミに「内部告発状」を送ったのは私だ。実力会長を退陣に追い込み、上層部を動かし、わが住友銀行は生き延びた。そのなかで、行内の人間関係が露になり、誰が本物のバンカーなのかもわかってきた。いま明らかになる「イトマン事件」の真実、闇社会の勢力との闘い、銀行内の激しい人事抗争ーー。四半世紀の時を経て、すべてを綴った手帳を初公開する。
大蔵省とマスコミに「内部告発状」を送ったのは私だ。
実力会長を退陣に追い込み、上層部を動かし、
わが住友銀行は生き延びた。
そのなかで、行内の人間関係が露になり、
誰が本物のバンカーなのかもわかってきた。
いま明らかになる「イトマン事件」の真実、闇社会の勢力との闘い、銀行内の激しい人事抗争ーー。
四半世紀の時を経て、すべてを綴った手帳を初公開する。【商品解説】
目次
- 第1章 問題のスタート
- 第2章 なすすべもなく
- 第3章 行内の暗闘
- 第4章 共犯あるいは運命共同体
- 第5章 焦燥
- 第6章 攻勢
- 第7章 惨憺
- 第8章 兆し
- 第9章 9合目
- 第10章 停滞
著者紹介
國重 惇史
- 略歴
- 〈國重惇史〉1945年山口県生まれ。東京大学経済学部卒業。住友銀行(現三井住友銀行)取締役、DLJディレクトSFG証券社長、楽天副会長などを経て、リミックスポイント会長兼社長。
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紙の本
お奨めです
2016/11/08 07:26
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Atsushi - この投稿者のレビュー一覧を見る
各所で話題になっている本だが、想像を超える面白さ。あまりに面白くてページを繰る手が止まらないので、平日の深夜に読むのをストップしたほど。
裏社会のフィクサーによって数千億円もの金が不正に引き出され、自殺者・逮捕者を出すこととなった「イトマン事件」について、金の出所となった住友銀行の行員であった著者が、当時の克明な手記を元に何が起こっていたのかを解き明かすノンフィクション。自ら「Letter」と呼ばれる内部告発文書を大蔵省・マスコミ・住友銀行上層部へ送り付けながら、住友銀行・イトマン上層部の退任を迫る様子は、読み物として非常にスリリング。
バブル時期と比較して日本のコーポレート・ガバナンスは、少なくとも表面上は整備されつつあり、このような裏事件が今後日本で起こるかどうかはわからない。しかし、いったん大企業におけるガバナンスがおかしかくなると、このような狂気の沙汰が繰り広げられる可能性があるという点で、後世の我々が学ぶべきところも大きい。
紙の本
かなり衝撃的
2023/10/28 13:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ロンバルド - この投稿者のレビュー一覧を見る
事件が明らかになった時以上に刊行時に衝撃が走った記憶があります。当時は借りて読んだのですが、今回購入して改めて読んでも衝撃的です。その後の著者の人生も含めて。
紙の本
昔を振り返り
2017/09/07 08:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てけちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
同業者として同じ年代を歩んできた他行のものとしては、ちょっとわかりにくい点もありますが、時代を思い返す本ですね
紙の本
元上司が書いた本
2016/11/07 12:08
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プー1024 - この投稿者のレビュー一覧を見る
エライ人たちが自らの人事にあれほど熱心だったとは残念でならない。
紙の本
有名金融事件の深淵
2016/10/26 13:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とるまさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世間を騒がせたあの有名事件の渦中にいた一流バンカーによる実名記録。新聞報道では知り得ない生々しい実態を具体的に描写。情報収集方法が詳らかにしていない事象もあるが臨場感は読み応えがある。有名企業最高幹部であった著者が、スキャンダル後、辞任して過去の有名企業事件の内部告白を出版。必読の書。
電子書籍
著者買いしました
2017/09/13 12:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぶーふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の國重さんは、あの「社長失格」にも融資先の支店長として登場された方です。この本は、イトマン事件の真相がよくわかる一冊です。次作は是非、ハイパーネットへの融資の顛末を書いてもらいたいです。
紙の本
メモの羅列で読みにくいが、衝撃的事実に目を見張る
2017/03/02 12:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者が住友銀行に勤めている頃から書きためたメモの集大成。何十年も前のメモなのでやむを得ない面もあるが、主語が省略されて登場人物の関係がわかりにくかったり、社内用語のような言葉で書かれていて意味が分かりにくかったりする。しかし、平和相互銀行の経営破綻の原因と背景、中堅商社のイトマンがいとも簡単に食い物にされ潰れたかが赤裸々に綴られている。金融機関に勤めている方なら読んでおいて良いと思う。
紙の本
イトマン事件をひもとく
2016/12/07 09:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴルフ場の乱立や美術品の買い占めなど、バブル時代の熱狂を思い出す。ごく普通の商社の取引から、反社会的勢力へ資金が流れていくところも考えさせられた。
電子書籍
うーん
2017/01/30 17:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あかか - この投稿者のレビュー一覧を見る
銀行内部の動きなど、張本人にしか書けない臨場感はあるが、当時の日記を軸にしたストーリー展開は読みづらいです。イトマン事件などの知識がないと、なかなか理解が難しいかもしれません。