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キリストはエボリで止まった (岩波文庫)
反ファシズム活動の罪で政治囚として一僻村への流刑に処された作者=主人公カルロ・レーヴィが目の当たりにした、南イタリアの苛烈な現実。現代文明から隔絶した、呪術や神話が息づく...
キリストはエボリで止まった (岩波文庫)
キリストはエボリで止まった
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商品説明
反ファシズム活動の罪で政治囚として一僻村への流刑に処された作者=主人公カルロ・レーヴィが目の当たりにした、南イタリアの苛烈な現実。現代文明から隔絶した、呪術や神話が息づく寒村での生活を透徹した視線で描きだす。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- キリストはエボリで止まった
- 著者から編集者へ
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- 訳者解説
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南イタリアの現実
2018/05/28 12:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、反ファシズムの容疑で流刑囚となった作者が、流刑先で見た南イタリアの村の様子を描いた作品である。
何年か前に、この作品の舞台となった村に立ち入り禁止命令が出されたというニュースを見たが、70年近くたっても変わらなかったのかと思うと、悲しくなった。作中で、青年将校が、この村における対立は、何世代にもわたるものである、と語る場面があるが、この村の支配者が、山賊になろうが、ファシストになろうが関係なく対立し続けるのだろう。