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商品説明
銀行が担う役割とは何か。資産変換と決済、金融仲介、信用創造といった金融や銀行の基本的な機能の説明を行い、その上で、銀行理論と深く関わる「情報の経済学」を解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
ビジネスにおいて必要なものは何か。「独自の優れた知識」に加え、「整備された金融システム」といえるだろう。そのなかで銀行が担う役割とは何か。資産変換と決済、金融仲介、信用創造といった基本的な機能の解説を行い、その上で「情報の経済学」に紙幅を割く。特に各取引主体が保有する情報に差があるとき、市場取引は困難に見舞われる。そのため「銀行の情報生産」「メインバンク関係」などが重要となるが、その点に力点を置く。また金融市場と労働市場とは密接な関連をもつため、労働市場にも解説を加える【商品解説】
目次
- 第1章 銀行の資産変換と決済機能
- 第2章 情報の経済学Ⅰ-逆選択(レモン問題)
- 補論Ⅰ 異時点間取引と非対称情報問題
- 補論Ⅱ 銀行による情報生産の理由
- 補論Ⅲ 労働市場のシグナリング
- 第3章 情報の経済学Ⅱ-モラルハザード問題
- 補論Ⅰ モラルハザードの定義(再論)
- 補論Ⅱ 賃金スキーム(誘因両立性条件)
- 補論Ⅲ ホールドアップ問題と無形資産の有無
- 補論Ⅳ 「均衡信用割当」理論
著者紹介
加藤 正昭
- 略歴
- 大東文化大学経済学部教授。銀行理論・金融システム論専攻。主著に『経済学によく出てくる数学』など
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紙の本
社会において必要な金融システムについて理論的に纏めた書です!
2018/07/13 07:21
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、現代の社会にとって必要不可欠な金融システムについて丁寧に、かつ詳細に分析・考察を行った書です。金融システムの中で銀行が担う役割とは何か、どのようにその役割が担われているのか、などについて非常によく纏められています。加えて、情報の経済学という視点からもよく分析がなされており、金融市場と労働市場の密接な関係が明らかにされます。