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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2016/09/20
- 出版社: 知泉書館
- サイズ:23cm/403p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-86285-240-3
- 国内送料無料
紙の本
善く生きることの地平 プラトン・アリストテレス哲学論集
著者 土橋 茂樹 (著)
善に関わる問題群に光を当てた研究の成果。プラトン対話篇の読解を通して、客観的専門知の彼方にある知識を検討し、さらに領域的専門知ではない〈知を愛し徳を行う〉新たな知への転換...
善く生きることの地平 プラトン・アリストテレス哲学論集
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商品説明
善に関わる問題群に光を当てた研究の成果。プラトン対話篇の読解を通して、客観的専門知の彼方にある知識を検討し、さらに領域的専門知ではない〈知を愛し徳を行う〉新たな知への転換を考察するなど、18本の論考をまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】
本書の目的は,形而上学的な観想の生ではなく,日々の暮らしに汗する生の現場で哲学の意味を探求することである。18本の論文を一書にまとめ,善に関わる問題群に光を当てた十数年にわたる研究成果である。
「第1部 信念系の転換と知の行方」では,プラトン対話篇の読解を通して,客観的専門知の彼方にある知識を検討し,さらに領域的専門知ではない〈知を愛し徳を行う〉新たな知への転換が考察される。
「第2部 魂と《生のアスペクト》」ではアリストテレス『魂について』の諸相を,魂とは生きることの原理であるという視点から考察する。まず「存在するものとの出遭い」について表象と感覚をめぐって明らかにする。自体的感覚対象と付帯的感覚対象,固有感覚対象と共通感覚対象,そして形相とロゴスの関係,表象と身体運動,言語と認知能力など感覚から知への展開とともに,言語を媒介にして善く生きる意味が探求される。
「第3部 善き生の地平としてのフィリアー」では「善く生きる」とは徳の形成であり,その完成態としてフィリアー(友愛)を捉えたアリストテレス倫理学を通して,自己愛と友愛,「自分のため」と「相手のため」を繋ぐ共同体の形成原理を解明,現代倫理学への可能性を示唆。【商品解説】
目次
- 第1部 信念系の転換と知の行方――プラトン対話篇読解
- 第1章 『リュシス』篇解釈の一視点
- 1 客観的専門知
- 2 欲求の四項構造
- 3 欲求の複合構造的説明
- 4 もう一つの知識観
- 5 結び
- 第2章 信念系の転換と知の行方――『エウテュデモス』篇解釈試論
収録作品一覧
『リュシス』篇解釈の一視点 | 5−17 | |
---|---|---|
信念系の転換と知の行方 | 19−37 | |
居丈高な仮想論難者と戸惑うソクラテス | 39−81 |
著者紹介
土橋 茂樹
- 略歴
- 〈土橋茂樹〉1953年東京生まれ。上智大学大学院哲学研究科博士後期課程単位取得満期退学。中央大学文学部教授。
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