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商品説明
舞鶴の特別養護老人ホームで生まれた「とつとつダンス」という身体表現と介護を横断するプロジェクト。ダンサー・振付家の著者が、「とつとつダンス」ができあがった経緯を語る。ダンス・ワークショップの手順も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
京都・舞鶴の特別養護老人ホームで始まった「とつとつダンス」。お年寄り、ホームの職員、地域住民らが参加する不思議なワークショップとダンス公演が、いまアートや介護の世界で注目を集めている。一緒に踊るのは、認知症や障害を持つ人など、さまざまな高齢者たち。気鋭のダンサーが老人ホームで見つけた身体コミュニケーションの可能性とは──。【商品解説】
目次
- はじめに
- 1 節操なく踊る身体を探し求めて
- 踊りの世界に出会う
- ダンサーとして、振付家として
- 高齢者というテーマ──『とつとつダンス』の始まり
- ダンスのような、介護のような──さらに「愛のレッスン」へ
- 2 実践編 とつとつダンス・ワークショップ
著者紹介
砂連尾 理
- 略歴
- 〈砂連尾理〉1965年大阪生まれ。ダンサー。振付家。舞台作品だけでなく障害を持つ人や高齢者とのダンス制作やダンスワークショップのほか、映画、オペラの振り付けなど多方面に活動を展開。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2017年2月号より
書標(ほんのしるべ)さん
「とつとつダンス」―京都府舞鶴市にある特別養護老人ホーム「グレイスヴィルまいづる」でのワークショップを通して生まれたこの聞きなれない名のダンス、とても一言では説明できない。認知症や身体に障害を抱えた高齢者、職員、子ども達をも巻き込んで、即興で繰り広げられるパフォーマンスは、演者、鑑賞者に「とまどい」を生む。だがそのとまどいの中にこそ、豊かなダンスが存在している。表現の枠を越え、介護の枠を越え、身体と身体、人と人との関係性のなかで紡がれてゆく“不思議な”ダンス。それぞれが持ついかんともしがたい身体は限りない可能性、新たな希望を宿し、これからも「とつとつ」と踊り続ける。