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いでおろーぐ! 5 (電撃文庫)
著者 椎田 十三 (著)
夏休みにリア充への怒りを新たにし、恋愛至上主義の極みとも言うべきイベント、文化祭を反恋愛闘争の天王山と定めて準備を進める反恋愛主義青年同盟部。だが、その動きを察知した生徒...
いでおろーぐ! 5 (電撃文庫)
いでおろーぐ!5
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商品説明
夏休みにリア充への怒りを新たにし、恋愛至上主義の極みとも言うべきイベント、文化祭を反恋愛闘争の天王山と定めて準備を進める反恋愛主義青年同盟部。だが、その動きを察知した生徒会に革命拠点たるアジトを壊滅させられ…。【「TRC MARC」の商品解説】
「文化祭における生徒会との闘争で、反恋愛運動の革命的勝利を果たすのだ!!」
夏休みにリア充への怒りを新たにし、恋愛至上主義の極みとも言うべきイベント、文化祭を反恋愛闘争の天王山と定めて準備を進める反恋愛主義青年同盟部。しかし、その動きを察知した生徒会に先んじられ、革命拠点たる地下アジトを壊滅させられてしまう。
「地下アジト陥落の責任をとって、私は、議長を辞任する――」
「領家、お前は除名だ。軟弱者はこの部に必要ない、今すぐ出て行け!!」
そして反恋部対生徒会、史上最大の闘いが始まる。リア充爆発アンチラブコメ第5弾、非リア充全面的解放の日は近い!【商品解説】
目次
- 第1章 恋愛至上主義の終焉 ~その不可能性と不可避性~
- 第2章 反革命の力学とその克服のために
- 第3章 科学的反恋愛主義に基づく運動展開の実際
- 第4章 恋愛論とイデオローグ
著者紹介
椎田 十三
- 略歴
- 第21回電撃小説大賞<銀賞>を「いでおろーぐ!」にて受賞。2015年、同作にてデビュー。
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愛は全てを超えるのかを問う問題作
2016/10/09 18:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nawade - この投稿者のレビュー一覧を見る
宇宙人に拉致された男女7人、彼等は宇宙人達がアイを理解するための研究材料として殺人衝動を呼び起こす水を与えられる。
愛は全てを超えるのかを問う問題作。
密閉空間における殺人ゲームに巻き込まれる話かと思いきや、ある意味、それ以上に過酷な状況におかれた話だった。
感情のない生命体に愛の証明をしなければ監禁から開放されないという回答のない問いに対して主人公達がどう応えるのかが見所。
曲がりなりにも愛とは何かを導き出した結末は良かったが、ヒロイン達との関係性が弱かった。
自分には鹿川がヒロインに見えてしまった。