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商品説明
三鬼読む水色のシャツ汗ばめる 骨格をほめられてをり春の風邪 白き指差したる方が芒原 ペーチカに両の手何を話さうか 2000年から2015年までの304句を収めた第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
降りだして樹冠かがよふ鳥の恋
万葉の息吹の復興によって近代短歌の道を切り拓いたアララギ派の調べが、俳句の詩型にかなった工夫とある種のつつしみをもって五七五に結実する、それがこの句であり、ひいては中嶋さんの俳句全体の基底なのだと私は考えている。
(序より・小川軽舟)
◆小川軽舟抄出十句
三鬼読む水色のシャツ汗ばめる
風花や鳥の眼にうつる淵
降りだして樹冠かがよふ鳥の恋
稲の花夢のとほりの道に出し
夜降ちに鳥の鋭声や火恋し
雲割つてあかがねの日や猟始
風花や月光荘に買ふ絵筆
鉈打ちて樺水噴く立夏かな
潮待の船に星降るマッフかな
寂しめばふゆる綿虫空知川【商品解説】
目次
- 序・小川軽舟
- 水色 13
- 鳥の眼 33
- 夜降ち 57
- 潮待 97
- 旅の荷 131
- あとがき
著者紹介
中嶋 夕貴
- 略歴
- 1954年 福島県生れ
2000年 「鷹」入会するも後に退会
2008年 「鷹」再入会
2011年 「鷹」新葉賞受賞
現 在 鷹同人、俳人協会会員
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