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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2016/10/06
- 出版社: 九州大学出版会
- サイズ:22cm/325p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7985-0190-1
- 国内送料無料
紙の本
レコンキスタと国家形成 アラゴン連合王国における王権と教会
著者 阿部 俊大 (著)
イスラーム世界との接触は、形成期のキリスト教文明圏の政治・社会体制にどのような影響を及ぼしたのか。中世スペインの具体的事例から、君主権力と教会の関係を軸に解き明かす。【「...
レコンキスタと国家形成 アラゴン連合王国における王権と教会
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商品説明
イスラーム世界との接触は、形成期のキリスト教文明圏の政治・社会体制にどのような影響を及ぼしたのか。中世スペインの具体的事例から、君主権力と教会の関係を軸に解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
レコンキスタ―800年に渡るイスラームとの接触と対峙―は、スペインの政治と社会にどのような性格を与えたのか。19世紀末からの、スペイン学界、またフランス学界や英米学界における中世スペイン史の研究動向を網羅的・批判的に検討し、レコンキスタが最も激しさを増した12世紀を中心に、「グレゴリウス改革の影響」「王権と司教座」「王権と騎士修道会」「教会領主と農民」「教会とイスラーム教徒住民」など、多様な論点から史料に基づいて解き明かす。中世のスペインでは、アストゥリアス王国やその後身のカスティーリャ・レオン王国、ナバラ王国や後ウマイヤ朝、ムラービト朝やムワッヒド朝など、国家が目まぐるしく興亡した。本書では、特にアラゴン連合王国の事例を中心軸に据えることで、キリスト教勢力とイスラーム教勢力のパワーバランスの変動などスペイン全体の大きな歴史的流れの把握を可能にし、またアラゴン連合王国との比較や対照を通じ、それぞれの国家の歴史的個性を浮き彫りにする。さらに、これまで論じられることの少なかった、地中海圏におけるローマ帝国やカロリング朝の政治文化面での影響、中世のスペインとフランス王や南フランスの諸領邦、またイタリア諸都市やローマ教皇との関係といった事象も俎上に載せる。中世のラテン=カトリック世界におけるスペインの位置づけ、また中世の地中海世界が有した特徴についても、新たな知見を提供する。【商品解説】
目次
- 序章 問題の所在と研究史
- はじめに
- 第1節 中世イベリア半島の政治構造についての研究史
- 第2節 先行研究の問題点と本書の視角
- 第3節 史料について
- 第1章 征服活動に先行するカタルーニャの歴史的経緯と地域的特徴
- 第1節 カタルーニャ以前
- 第2節 イスラーム勢力による征服とカロリング朝支配下での地域形成(8−10世紀)
- 第3節 11世紀までの征服活動の停滞とその政治的・社会的影響
- 第4節 バルセロナ伯領における封建化とその特徴
著者紹介
阿部 俊大
- 略歴
- 〈阿部俊大〉1975年静岡県生まれ。博士(文学、東京大学)。Ph.D.(バルセロナ大学)。九州大学大学院言語文化研究員准教授。
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