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商品説明
「目に見えないモノが、ニッポンから消えている!」 妖怪専門誌『怪』のアルバイト榎木津平太郎は、水木しげる氏の叫びを聞いた。だが逆に日本中で妖怪が目撃され始め…。『怪』掲載をもとに書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
復活した魔人・加藤保憲と太古の怨念。
窮地に立たされた榎木津平太郎、荒俣宏、京極夏彦らの命運は!?
シリアの砂漠に現れた男。旧日本兵らしき軍服に、五芒星が染め付けられた白手袋。その男は、古今東西の呪術と魔術を極めた魔人・加藤保憲に、よく似ているように見えた――。妖怪専門誌『怪』の編集長と共に水木プロを訪れたアルバイトの榎木津平太郎は、水木しげる氏の叫びを聞いた。「妖怪や目に見えないモノが、ニッポンから消えている!」と。だがその言葉とは逆に、日本中に次々と妖怪が現れ始める。
錯綜する虚構と現実。物語が迎える驚愕の結末とは――。【商品解説】
目次
- 序
- 壱 大翁、憂慮の程を表明す
- 貮 鸚鵡石、小童を顕現す
- 参 狂気と妖気、混濁す
- 肆 妖怪研究家、黄昏に咆哮す
- 伍 猟奇、日常に侵食す
- 陸 御意見番、小童を検分す
- 漆 怪談作家、幻滅す
- 捌 妖怪博士、絵巻を前に困惑す
- 玖 恠異の学徒、狼狽す
著者紹介
京極夏彦
- 略歴
- 〈京極夏彦〉1963年北海道生まれ。小説家・意匠家。「姑獲鳥の夏」で小説家デビュー。「魍魎の匣」で日本推理作家協会賞、「後巷説百物語」で直木賞受賞。
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紙の本
一般受けするのかな?
2016/11/22 12:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は読み手を選ぶでしょうね。
出だしから「帝都物語」ですもん。
私みたいに京極夏彦氏を好きな方や荒俣宏氏・水木しげる氏の作品をはじめ妖怪好きな方は滅茶苦茶楽しいです。
パロディーでもあり、妖怪ものでもあり、世相ものでもありでとにかく盛りだくさんで、この後どう進んでいくのか予想もつかいないのですが楽しいです。
著名人がいっぱい実名で出てこられます。こんな作品を書いて出せるというだけでも、京極夏彦氏が出版業界に於いて大切な売れっ子作家であることの証明でしょうね。
紙の本
序なのでこれから
2017/06/20 17:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大マジメに始めるかと思えば、気が抜けます。クドイばかりにボケをかましつつ、実在の人物と、目には見えないはずの怪異が出現しはじめる様子が描かれる。まだただのバカ騒ぎなのか、大きなテーマが潜んでいるのか不明。
宴の準備はこれからみたい。
実名を出されている関係者、出版社サマには同情申し上げます。