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商品説明
糸を怖く引き 影をつつっと伝い まだにぶさの抜けない闇の夜を連れてくると 絞め殺しの木が 突然 いや突然ではなく やはり突然か 錐のような鋭角な殺意になる(「這う殺意」より) 第7詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
極く小さなバッタと青色の朝顔に隠れても
脳はさわさわ発芽しない
(ガラスを食うという舌は、植物と話をしているらしい) (「発芽しない」)
「浜江順子の詩作品をかたちづくっているもの=詩の言葉が、すでに詩人から独立し、読者によって読まれるときに、決然とした、〈批評〉という特質にそなえ、それをきびしくつよく発散しているという、厳然たる事実」(天沢退次郎)。
常に他者から眼差されるアイデンティティの内奥の襞を激しく衝く、新詩集。
カバー作品=建畠覚造【商品解説】
著者紹介
浜江 順子
- 略歴
- 詩集
『プールで1,000m泳いだ日』(1985年・詩学社)
『内在するカラッポ』(1990年・思潮社)
『奇妙な星雲』(1993年・思潮社)
『去りゆく穂に』(2003年・思潮社)
『飛行する沈黙』(2008年・思潮社)第42回小熊秀雄賞
『闇の割れ目で』(2012年・思潮社)第9回日本詩歌句大賞
詩誌 「hotel第2章」、「歴程」同人
日本現代詩人会、日本詩人クラブ、日本文藝家協会会員
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