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紙の本
天平の三皇女 聖武の娘たちの栄光と悲劇 （河出文庫）
著者 遠山 美都男 （著）
天皇として権力を振るった阿倍内親王。大逆罪に処された井上内親王。息子たちの謀反に連坐し、流罪にされた不破内親王。凄惨な宮廷闘争の背景にあったのは何か？ 皇統護持という大義...
天平の三皇女 聖武の娘たちの栄光と悲劇 （河出文庫）
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商品説明
天皇として権力を振るった阿倍内親王。大逆罪に処された井上内親王。息子たちの謀反に連坐し、流罪にされた不破内親王。凄惨な宮廷闘争の背景にあったのは何か？ 皇統護持という大義に翻弄された３人の皇女の物語。〔「天平の三姉妹」（中央公論新社 ２０１０年刊）の改題，大幅改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
孝謙・称徳となった阿倍内親王、大逆罪に処された井上内親王、謀反に連座、流罪の後行方の知れない不破内親王、三皇女の命運。【本の内容】
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紙の本
歴史学者、遠山美都男氏による聖武天皇の三人の娘の悲劇の人生を描いた古代史の決定版です！
2020/06/13 10:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、古代史を中心に研究されている歴史学者、遠山美都男氏の古代史研究の決定版というべき一冊です。同書の内容は、聖武天皇の三人の娘の悲劇の生涯を描いたものとなっています。すなわち、阿倍内親王は孝謙・称徳天皇となるのですが、道鏡擁立をめぐり汚名を残します。また、井上内親王は時の天皇呪詛の嫌疑で幽閉死を余儀なくされるます。さらに、不破内親王は両姉に陥れられ、その後流罪となり、死地すらわからぬ非業の最期を遂げるのです。激動の天平時代を決定づけた三姉妹の生涯を詳細に描いた名著です！同書の構成は、「松虫寺の墓碑銘」、「三皇女の誕生」、「それぞれの出発」、「塩焼王流刑」、「遺詔」、「道祖王、杖下に死す」、「今帝、湖畔に果つ」、「姉妹の同床異夢」、「皇后の大逆罪」、「返逆の近親」、「松虫姫のゆくえ」となっており、興味深い話が進んでいきます。
紙の本
内親王
2020/01/09 20:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
永井路子さんの「美貌の女帝」を読んで、このあたりの時代に興味を持ちました。聖武天皇の娘としては不破内親王、井上内親王はあまり有名ではないかもしれませんが、とても興味深かったです。
