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紙の本
完全記憶探偵 上 (竹書房文庫)
著者 デイヴィッド・パルダッチ (著),関麻衣子 (訳)
完全記憶能力を持つ探偵のデッカー。刑事だった彼は、妻子を惨殺され、犯人を見つけられないまま警察を去った。だが1年後、謎の男レオポルドが自首してくる。男が拘留された日、銃乱...
完全記憶探偵 上 (竹書房文庫)
完全記憶探偵 上
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商品説明
完全記憶能力を持つ探偵のデッカー。刑事だった彼は、妻子を惨殺され、犯人を見つけられないまま警察を去った。だが1年後、謎の男レオポルドが自首してくる。男が拘留された日、銃乱射事件が起きて…。【「TRC MARC」の商品解説】
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追う側が実は追われていたという設定が凄い。
2020/02/26 07:38
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
追う側が実は追われていたという設定が凄い。主役:エイモス・デッカーの妻子が惨殺され、1年少し後にマンスフィールド高校での乱射事件と続くが、その関連性が見えず初めは戸惑う。しかし、犯人の最終標的が主役:エイモス・デッカーらしいと判った中盤以降は展開もスムーズになり、謎解きの醍醐味を十二分に楽しめます。超記憶症候群同士の犯人とエイモス・デッカーとの能力戦のような追跡劇も面白い。敢えて弱点を指摘するなら、犯人:ベリンダの動機がちょっと的外れの気がすることと、受けた仕打ちを勘案すると復讐したくなるのもやむを得ないと同情的になること。むしろそうような人間を探し出して、犯行をそそのかして高みの見物をして楽しむ共犯者:レオポルド(個人的にはこいつが一番憎たらしい)の方に強い憎しみを感じる。しかも、20名に近い犠牲者が出るのだが、死ぬべきして死んだ人間は数名というのもかなり悲しい。とは言え十分に楽しめる犯罪ものでした。