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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/10/25
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: メディアワークス文庫
- サイズ:15cm/331p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-892496-2
読割 50
紙の本
水族館の板前さん (メディアワークス文庫)
著者 末羽 瑛 (著)
夢と仕事を失い、水族館スタッフにスカウトされた板前の望月浩介。変わった館長や癖だらけの仲間と出会い、失敗しながらも浩介は魚を活かす仕事の楽しさを知る。だが、予想外のトラブ...
水族館の板前さん (メディアワークス文庫)
水族館の板前さん
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商品説明
夢と仕事を失い、水族館スタッフにスカウトされた板前の望月浩介。変わった館長や癖だらけの仲間と出会い、失敗しながらも浩介は魚を活かす仕事の楽しさを知る。だが、予想外のトラブルが続く水族館では更なる大問題が…。【「TRC MARC」の商品解説】
やりたいことが見つからない。夢なんて諦めたらそれでおしまいだと思っていた……。尊敬する親父さんが倒れ、「月見屋」を継ぐ夢と仕事を失った板前・望月浩介。ある日、彼は見舞いに来た病院で親父さんの親友にスカウトされる。その仕事とは……まさかまさかの水族館スタッフ!?
変わった館長や癖だらけの仲間と出会い、失敗しながらも浩介は魚を活かす仕事の楽しさや厳しさを知る。だが、予想外のトラブルが続く水族館では更なる大問題が……!?
温かいドラマに涙する、汗と涙と海水きらめく水族館物語。【商品解説】
著者紹介
末羽 瑛
- 略歴
- 福島県出身。第15回電撃小説大賞へ応募後、デビュー。
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紙の本
仕事に悩んでる人にもおすすめ、大人も子どもも読める物語
2017/05/14 11:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ツイッターで「水族館で゛おいしそう”と言ってもOKです」という、水族館が貼っていた看板が話題になっていて、ふと「タイムリーな本があったな」と思い出して読みました。
表紙の雰囲気やあらすじから、水族館の中で寿司屋さんのようなお店をつくる物語かなと思いましたが、まったく違いました。
元・板前さんが失業し、水族館という違った業種で働くことになってしまった話で、「板前」としてではなく、「館員」という立場で汗水を流すお仕事ノベルでした。
ストーリーはサクサクすすみ、読みやすいです。
登場人物のキャラクターたちも、いい味を出してます。
進藤さんはイヤな人かなと思っていたら、とても良い人でしたし、読後感もさっぱりします。
ただ、ちょっと話の運びが平和的というか…ここまで上手くはいかないのではという気がしました。
「大人が読む小説」というよりは、児童書といったほうがいいかもしれません。(ラノベのような感じでもないですし)。小学校高学年~中学生には読みやすい内容かも。
「児童書」というくくりで考えると、話がうまくいきすぎなところも許せます。
とはいえ、「好きなことを仕事にするか、得意なことを仕事にするか」とか、「仕事に夢を求めることと、仕事に願いを込めることは違う」など、少し職業に迷った大人にも響く言葉が出てきます。
仕事を始めたばかりで「今の仕事は何か違う」と思っている人、「やめたい」と思っている人は解決のヒントが見つかると思います。
(この本は仕事を続けようとする人も、辞めようとする人もどちらも肯定してますから)
ちょっと水族館の人たちを見る目が変わり、仕事に対する姿勢も襟を正されるような小説です。
あとは、親父さんと館長の関係とか、親父さんの過去とか…その辺りもきちんと描いてほしかったな。