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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/10/13
- 出版社: 講談社
- サイズ:19cm/243p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-220289-3
読割 50
紙の本
香薬師像の右手 失われたみほとけの行方
著者 貴田 正子 (著)
白鳳時代の仏像の最高傑作、新薬師寺の香薬師像。昭和18年に3度目の盗難に遭い、行方不明になるが、その「右手」が発見され…。歴史的発見に至る経緯をまとめたノンフィクション。...
香薬師像の右手 失われたみほとけの行方
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商品説明
白鳳時代の仏像の最高傑作、新薬師寺の香薬師像。昭和18年に3度目の盗難に遭い、行方不明になるが、その「右手」が発見され…。歴史的発見に至る経緯をまとめたノンフィクション。資料なども多数掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
奈良・新薬師寺の香薬師像は、旧国宝に指定され、白鳳の最高傑作といわれた美仏。しかし、昭和18年に盗難に遭い、未だに行方が分かっていない。この香薬師像を見つけ出そうと、元産経新聞の記者である著者が取材を開始。新薬師寺住職の全面的な協力を得た調査の結果、衝撃の新事実が発覚。ついに、像の一部である「右手」を発見する……。美術史的にも非常に意義のある大発見までの経緯をまとめた、渾身のノンフィクション。
奈良・新薬師寺の香薬師立像は、旧国宝に指定され、白鳳の最高傑作と言われていた美仏。あまりの美しさから「金無垢でできている」という噂がたち、明治時代に2度盗まれたが、手足を切られ、純金製でないことが分かると2度とも道端に捨てられているのが発見され、寺に戻った。そして昭和18年、3回目の盗難に遭う。
「国宝香薬師盗難事件」は、戦時中の新聞にも報じられ、仏像ファンたちに大きな衝撃を与えた。2度盗まれて戻ってきた像だったが、今回ばかりは発見されず、未だ行方が分からない。
この行方不明の香薬師を見つけ出そうと、元産経新聞の記者である著者が取材を開始。新薬師寺住職の全面的な協力を得た調査では、まるでミステリー小説を地で行くような展開に。その結果、衝撃の新事実が発覚。ついに、「本物の右手」の存在をつかむ……。
美術史的にも非常に意義のある大発見までの経緯をまとめた、衝撃のノンフィクション。【商品解説】
目次
- まえがき
- 第一章 香薬師の面影
- 第二章 香薬師盗難事件
- 第三章 香薬師像をしのぶ
- 第四章 香薬師の複製制作
- 第五章 香薬師騒動を追う
- 第六章 香薬師の右手
- あとがき
- 参考文献
著者紹介
貴田 正子
- 略歴
- 〈貴田正子〉1969年新潟県生まれ。ノンフィクションライター。産経新聞社退社後、主に医療関係の執筆をしながら、行方不明の香薬師如来像を追う取材活動を続ける。
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