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女の足指と電話機 (中公文庫)
文学、映画、演劇、音楽、恋愛…。幅広いテーマから、女性の愛と生き方、精神の深淵を見事に浮かび上がらせたエッセイ集。伝説の女優たちへの美しいオマージュ。文庫オリジナルの1章...
女の足指と電話機 (中公文庫)
女の足指と電話機
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商品説明
文学、映画、演劇、音楽、恋愛…。幅広いテーマから、女性の愛と生き方、精神の深淵を見事に浮かび上がらせたエッセイ集。伝説の女優たちへの美しいオマージュ。文庫オリジナルの1章を新たに収録。〔清流出版 2009年刊に「第5章 香りにまつわる随想」を加える〕【「TRC MARC」の商品解説】
三島由紀夫、大島渚、寺山修司らに絶賛された虫明亜呂無。独特の美文を以て描き出される、女優、そして女性の魅力とエロスについて綴るエッセイ集。【本の内容】
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紙の本
女性について、その生き方、感受性、美意識などを様々な視点から読み解こうとしたエッセイ集です!
2020/09/06 12:35
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和に活躍され、『サラブレッド』、『クラナッハの絵』、『シャガールの馬』、『ロマンチック街道』、『時さえ忘れて』などの著作で知られる評論家、随筆家、翻訳家であった虫明亜呂無氏の作品です。同書は、舞台上で女優の足が、官能の道具から電話機へと変化を遂げる、そのエロチシズムへの感性や、競走馬と比べられた女優の行く末について語る自在で起伏に富んだ話の運びなど、「永遠の謎と美」の存在である女性、そして女性の生き方や感受性、美意識を、映画、音楽、演劇、文芸など幅広いジャンルの作品を手がかりに読み解き、絹のように上質な文章で紡いだエッセイ集です。ぜひ、一度、読んでみてください。新たな発見があるかもしれません。