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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/12/07
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/314p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-220364-7

紙の本

竜は動かず 奥羽越列藩同盟顚末 下 帰郷奔走編

著者 上田秀人 (著)

帰国した左太夫は、藩から京洛の動静を探るよう命じられる。西国の情報を仕入れていると、薩摩と会津が手を組むという事態が。めまぐるしい政変に、左太夫は急ぎ国元へ…。『東奥日報...

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竜は動かず 奥羽越列藩同盟顚末 下 帰郷奔走編

税込 1,760 16pt

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商品説明

帰国した左太夫は、藩から京洛の動静を探るよう命じられる。西国の情報を仕入れていると、薩摩と会津が手を組むという事態が。めまぐるしい政変に、左太夫は急ぎ国元へ…。『東奥日報』『福島民報』ほか連載に加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

世界周航から帰国した左太夫は、藩から京洛の動静を探るよう命じられる。江戸で勝海舟に、福井で松平春嶽に会ったのち、京で坂本龍馬と再会。久坂玄瑞とも接触して薩摩や長州の情報を仕入れ、会津藩からは幕府の苦境を聞かされる。そんなさなか、薩摩と会津が手を組むという事態が起こる。左太夫はすぐに国元に戻る決意をする。白河の関に差し掛かったとき、ある思いが脳裏をよぎる。「ここを封じれば……奥州は独立できるか」と。


世界周航を終えて帰国した左太夫は仙台藩士の身分に戻り、京洛や西国の動静を探るよう藩主・伊達慶邦から命じられる。江戸で勝海舟に会い、福井で松平春嶽に接見したのち、京に入った。京では、勝に紹介された坂本龍馬と再会。さらに、龍馬から久坂玄瑞と引合されて、攘夷についての議論を闘わせる。薩摩や長州の情報を仕入れた左太夫は次に会津藩邸を訪ね、公用人から幕府の現況や会津藩の苦境を聞かされる。そんなさなか、抜き差しならぬ事態が起こる。薩摩と会津が手を組んだのだ。長州は京から除かれ、京洛は公武合体へ染まっていった。情勢の激動ぶりを目の当たりにした左太夫は、龍馬と別れ国元に戻る決意をする。江戸を通過して白河の関に差し掛かったとき、ある思いが脳裏をよぎる。「ここを封じれば……奥州は独立できるか」と。【商品解説】

目次

  • 第八章 西国風雲
  • 第九章 過去の陰
  • 第十章 奥州平穏
  • 第十一章 天下変容
  • 第十二章 権威失墜
  • 第十三章 流血の夢
  • 第十四章 焦眉の日

著者紹介

上田秀人

略歴
〈上田秀人〉1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。「孤闘」で中山義秀文学賞を受賞。ほかの著書に「梟の系譜」「日輪にあらず」など。

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みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2017/06/01 19:30

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2023/03/03 14:07

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2024/02/15 12:22

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