「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/12/29
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/232p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09526-3
読割 50
紙の本
消えゆく「限界大学」 私立大学定員割れの構造
著者 小川 洋 (著)
弱小私大が淘汰されるメカニズムを、統計データを駆使しながら明示。なくなる大学・残る大学の分析を通して、人びとの手に届くようになった「大学」とは何だったのかを問う。【「TR...
消えゆく「限界大学」 私立大学定員割れの構造
消えゆく「限界大学」
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
弱小私大が淘汰されるメカニズムを、統計データを駆使しながら明示。なくなる大学・残る大学の分析を通して、人びとの手に届くようになった「大学」とは何だったのかを問う。【「TRC MARC」の商品解説】
弱小私大淘汰のメカニズムを明快に示す
限界大学――恒常的な定員割れを引き起こし、人材的にも財力的にも大学を経営するだけの能力に欠ける、文字どおり弱くて小規模な弱小私大を、本書ではそう名づけた。
しばらく横ばいだった18歳人口が再び減少傾向に入る2018年以降、私立大学の定員割れが加速し、経営困難校の公立移管や統合、閉校が相次ぐのは避けられないと見られている。本書は、戦後の教育行政の変遷や生徒を送り出す高校側の事情などを踏まえたうえで、統計データを駆使しながら、弱小私大のさらなる弱体化の背景と、定員割れの実態、そのメカニズムを明らかにしていく。
18歳人口の再減少が目前に迫るなか、市場主義的な競争原理が導入され、いま「負け組」増加の条件が整いつつある。その結果もし大学が破綻したら、周囲に及ぼす影響は当の学生や教職員だけにとどまらない。本書には、そうした限界大学への道を避けるべく、組織改革や財務健全化に取り組み、成功した事例も紹介されている。教育行政学・教育社会学の蓄積による実証性と、高校・大学教育に長年携わってきた著者の経験が融合し、説得力に富んだ画期的書。オクスフォード大学教授(教育社会学)苅谷剛彦氏推薦!【商品解説】
消える大学と生き残る大学の違いとは何か? 定員割れが起きるメカニズムに着目し、その歴史的経緯にまでさかのぼって検証する。【本の内容】
著者紹介
小川 洋
- 略歴
- 〈小川洋〉1948年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。私立大学で教職課程担当の教員として十数年勤務した。著書に「なぜ公立高校はダメになったのか」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2017年2月号より
書標(ほんのしるべ)さん
「限界大学」という衝撃的なタイトルが目を引く。人的・経済的な資源に乏しく、その存続さえ危うい、限界に近付いている私立大学の現状や問題点について分析する。一方で大学として施策を成功させた例も掲載されている。増殖の一途を辿った大学設立の流れが落ち着いた今、改めて大学の形を問う1冊。