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商品説明
1000人を看取った緩和ケア医が、亡くなる側も看取る側も満足できる「満足死」を提案。著者がこれまでに診てきた患者や家族の実例をあげながら、双方にとって参考になる内容を詳しく紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
1000人を看取った緩和ケア医による、
自分も家族も「満足死」のすすめ。
自分が死ぬときに、
「あれもできなかった」「これもできなかった」と
後悔しないために。
家族が亡くなるときに、
「本人の希望を叶えてやりたかった」と
後悔しないために。
本書は、
・笑顔で死にたい人
・笑顔で看取りたい人
という2つの視点で展開する、新しいタイプの死生観本です。
両方から眺めることで初めて気づく、
よりよく生き、よりよく逝くための心得とは?
あなたがこれまで死に対して抱いてきたイメージを捨てて、
ゆっくりとページをめくってみてください。
自分も家族も「満足死」を迎えるためのヒントが、
きっといくつも見つかると思います。
◎主な内容
~笑顔で死にたい人へ~
・50代から本気で「自分の死」を考える
・死の話は元気なうちに自ら切り出す
・エンディングノートは書いたほうがいい
・家族の心配をし始めるとキリがない
・死に様を見せるのが子孫への最期の教育
・愛する人に「ありがとう」を伝える
~笑顔で看取りたい人へ~
・キュアにこだわらずケアの視点を持つ
・家族の都合で延命治療をさせない
・「お迎え現象」は歓迎すべきもの
・虫の知らせや生まれ変わりはある
・お迎えのときに現れる兆候を知っておく
・看取りの瞬間がその後の人生を左右する
【商品解説】
目次
- 第1章: 50歳を過ぎたら自分の最期を考えよう
- 第2章: 寄り添う家族が心に留めておくべきこと
- 第3章: 「自然死」をまっとうするための心得
- 第4章: 数々の「不思議な現象」には理由がある
- 第5章: 「満ち足りた死」をいかに迎えるか
- 第6章: 最期のお別れで後悔しないために
著者紹介
石賀 丈士
- 略歴
- 1975年、大阪府生まれ。緩和ケア医。2001年、三重大学医学部を卒業後、三重大学附属病院第二内科、山田赤十字病院内科・呼吸器科に勤務。07年、しもの診療所所長。09年、三重県四日市市に緩和ケアを中心とした在宅医療専門の「いしが在宅ケアクリニック」を開設。三重県の山間部にクリニックを構えながら、西日本一の看取り数を誇る。「在宅緩和ケアで日本一のクリニックになること」を目標に、年間300例以上の在宅での看取りを行う。また、子どもたちに生命の大切さを伝える「いのちの教育」にも力を入れている。全国での講演活動も多数。
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良書で非常にためになりました。
2016/12/18 11:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワンころ - この投稿者のレビュー一覧を見る
書名の通り、笑って死ぬ(満足死)ための生き方、考え方のコツが書かれています。
でも、それだけではなく、笑って看取る(親や配偶者に満足死してもらう)ための内容も約半分あります。
著者曰く、その両方の視点があってこそ、本当の意味での満足死は可能になる、と。私もそう思いました。
また、こうしたテーマでも、重苦しくならずに、すらすら読みやすいのも良かったです。