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紙の本
命の意味命のしるし (世の中への扉 社会)
野に生まれたものは、野に在るように−。国際アンデルセン賞作家賞受賞作家・上橋菜穂子と、野生動物の獣医師・齊藤慶輔の2人が、命とは何かを問いかける。NHK Eテレ「SWIT...
命の意味命のしるし (世の中への扉 社会)
命の意味 命のしるし
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商品説明
野に生まれたものは、野に在るように−。国際アンデルセン賞作家賞受賞作家・上橋菜穂子と、野生動物の獣医師・齊藤慶輔の2人が、命とは何かを問いかける。NHK Eテレ「SWITCHインタビュー達人達」をもとに書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
NHK「SWITCHインタビュー 達人達」を書籍化! 日本で2人目の国際アンデルセン賞受賞作家・上橋菜穂子は、同賞受賞時に「さまざまなファンタジーの世界を作り出す類いまれなる才能を持ち合わせ、彼女の作品は優しさと、自然や知性ある生き物への大きな敬意を持ち合わせている」と評された。その作品の魅力に、「野生動物のお医者さん」として、つねに野生動物の厳しい現実に向きあってきた齊藤慶輔が迫る。
「SWITCHインタビュー 達人達 vol.107命の意味 命のしるし 上橋菜穂子×齊藤慶輔」を書籍化! 大好評だった番組内容に加え、番組で収録しきれなかった数々の名言を、小学校高学年向け対象に書きおろし。
日本で2人目の国際アンデルセン賞受賞作家・上橋菜穂子は、同賞受賞時に「さまざまなファンタジーの世界を作り出す類いまれなる才能を持ち合わせ、彼女の作品は優しさと、自然や知性ある生き物への大きな敬意を持ち合わせている」と評された。その作品の魅力に、「野生動物のお医者さん」として、つねに野生動物の厳しい現実に向きあってきた齊藤慶輔が迫る。【商品解説】
目次
- プロローグ リアル『獣の奏者』に会いにいく
- SWITCH 上橋菜穂子〉〉〉齊藤慶輔
- 第一章 なぜ物語を描くのか
- 第二章 なぜ治したいと思うのか
- 第三章 鳥の目線で描く
- 第四章 ふたつの世界の境界線で
- SWITCH 齊藤慶輔〉〉〉上橋菜穂子
- エピローグ 命の現場から
著者紹介
上橋 菜穂子
- 略歴
- 〈上橋菜穂子〉1962年東京都生まれ。作家。川村学園女子大学特任教授。著書に「獣の奏者」「精霊の守り人」など。
〈齊藤慶輔〉1965年埼玉県生まれ。獣医師。猛禽類医学研究所代表。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2017年3月号より
書標(ほんのしるべ)さん
昨年3月、NHKテレビで放送された「SWITCHインタビュー 達人達」をもとに、構成に大幅な変更を加えて書き下ろしたもの。
上橋菜穂子が対談相手としてリクエストしたのは獣医師の齊藤慶輔。絶滅の危機に瀕したオオワシやシマフクロウなどを治療して野生に帰す「野生動物のおいしゃさん」です。日頃、野生動物を治療して突きつけられた問題(野生の鳥たちが伝えたかったメッセージ)を声にして「環境治療」を実践しています。文化人類学者でもある上橋菜穂子の視野の広さと深さが会話で垣間見え、それが作品の底に流れているのかもしれません。職業こそ違ってもふたりの深いところでの共通点を対談で感じました。共生とは何かを考えさせられる貴重な対談です。
電子書籍
とても良かったです。
2017/08/06 09:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kirikiri - この投稿者のレビュー一覧を見る
上橋さんの大ファンです。今回は斎藤さんとの対談、自然動物たちとの共生。この本を沢山の人に読んでいぢきたいです。
紙の本
境界を行き来する人。
2017/05/24 16:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
広い読者層を持つファンタジーを書いている作家と、野生動物の医師が互いに聞きたいことや思っていることを伝えあう。テレビの番組が基になってまとめられたという。お互いの職場に訪問した時の会話や聞きたいことの質問の仕方にもそれぞれの性格が表れているようで、読んでいてとても面白かった。
上橋さんの創作のしかた、物語のきっかけの話などは上橋さんの作品を好きな人には必見だろう。
齋藤さんの野生動物治療の話のリアルさや現実問題の複雑さには、現代社会のこの先を考えさせられてしまう。
性質の違う世界で仕事をしているようにも思えるが、読み進むと不思議に共通するものが洗い出されていく。違う世界がつながりあうこと。そこから見えてくるもの。お二人の対話にも「境界を行き来する」など「境界」についての話が何度か出てくる。境界を知ることは相手との違いを知ることであり、相手の立場になって考えることを可能にすること。翻って自分の世界、自分自身を知ることにもなること。「境界」の意味、大切さを考えさせる本でもあったように思う。
境界に立つ人、境界を行き来する人。「バカの壁」の「壁」という境界や、「時にこのガラスを溶かしてしまう人がいる」という「柿の種」の言いたかったことなどを心に浮かべてしまった次第である。どこか深いところを刺激するものをもらった気がする。
紙の本
納得しました
2017/03/16 20:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
対談というのは人の考えかたが明確に出るものなんですね。今回 上橋先生の言葉のひとつひとつに こういう方だからこそあの物語が書けるのだと、あの豊かで厳しい世界を描けるのだと納得できました。対談相手の斎藤氏の「白血球のひと粒ようでありたい」という言葉に重いですね。私も世界を蝕むウイルスにはなりたくないものだと思いました。