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紙の本
アレント入門 (ちくま新書)
著者 中山元 (著)
ユダヤ人として生まれ、生涯を賭してナチス体制に代表される全体主義と対峙した思想家ハンナ・アレント。その思考の源泉を、ナショナリズムや公共性の問題から検証し、「全体主義の起...
アレント入門 (ちくま新書)
アレント入門
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商品説明
ユダヤ人として生まれ、生涯を賭してナチス体制に代表される全体主義と対峙した思想家ハンナ・アレント。その思考の源泉を、ナショナリズムや公共性の問題から検証し、「全体主義の起原」「人間の条件」等の代表作に跡づける。【「TRC MARC」の商品解説】
なぜドイツ人の道徳観は崩壊したのか、従来の自分を失わなかったのは誰か、全体主義に対峙し続けたハンナ・アレントの思索の本質。【本の内容】
著者紹介
中山元
- 略歴
- 〈中山元〉1949年生まれ。東京大学教養学部中退。思想家、翻訳者。著書に「フーコー入門」「正義論の名著」「思考の用語辞典」など。
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アレント思想の分かりやすい解説
2017/05/14 13:02
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Takeshita - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハンナ、アレントは師のハイデッカー、ヤスパースにも劣らぬ西洋思想史の正統を受け継いだ偉大な学者である。女性であり、ユダヤ人であり、英語が喋れないと言うハンデにも関わらず、アメリカ亡命後英語で見事な著作を書き大学教授にもなった。著作は大部であり、該博な知識とドイツ哲学の伝統を踏まえた精緻な論理で必ずしも読み易くはないが、著者はこの人の他の著作同様、H.アレントの思想を判りやすく解説している。全体主義と言う20世紀の怪物、そしてそれと終生格闘したH.アレントの思想を知るための格好の入門書。