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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2016/12/06
- 出版社: 思文閣出版
- サイズ:20cm/234,8p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7842-1863-9
- 国内送料無料
紙の本
茶の湯とイエズス会宣教師 中世の異文化交流
著者 スムットニー祐美 (著)
茶の湯とキリスト教との関係を、ローマイエズス会文書館より収集した本邦初公開の史料をもとに解明。キリスト教宣教師たちが、いかに茶の湯の精神的側面を高く評価し、茶の湯による接...
茶の湯とイエズス会宣教師 中世の異文化交流
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商品説明
茶の湯とキリスト教との関係を、ローマイエズス会文書館より収集した本邦初公開の史料をもとに解明。キリスト教宣教師たちが、いかに茶の湯の精神的側面を高く評価し、茶の湯による接客を重視していたかを浮き彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】
一六世紀末、いわゆる戦国時代に、ヨーロッパからキリスト教布教のために来日したイエズス会宣教師たちは、在日中、文化や人々の生活習慣などの情報収集と分析を行い、日本人にふさわしい宣教の糸口を模索していた。その一つが、日本人の間で盛んに嗜まれていた茶の湯であった。
従来は漠然としか考えられていなかった茶の湯とキリスト教との関係を、ローマイエズス会文書館より収集した本邦初公開の史料をもとに、詳細に明らかにする。
そこからは、彼らキリスト教宣教師たちが、いかに茶の湯の精神的側面を高く評価し、茶の湯による接客を重視していたかが浮き彫りになる。
現在の異文化交流のヒントに満ちた、四百年前のおもてなしの実態を鮮やかに描き出す。【商品解説】
目次
- 序論
- 第一章 異教徒の地への適応主義に基づいた宣教方針
- 第一節 イエズス会創立の経緯
- 第二節 エンリケスの宣教方法
- 第二章 ルイス・アルメイダの茶会体験報告
- 第一節 アルメイダが堺の都市を訪れるまでの経緯
- 第二節 アルメイダが認識した茶の湯
- 第三章 ルイス・フロイスの茶室に関する報告
- 第一節 フロイスが認識した茶室
- 第二節 日本における適応主義に基づいた宣教の実態
著者紹介
スムットニー祐美
- 略歴
- 〈スムットニー祐美〉関東学院大学大学院文学研究科比較日本文化専攻博士後期課程修了。博士号(文学)取得。米海軍第七艦隊第72任務部隊/前方艦隊航空司令部渉外担当。関東学院大学国際文化学部非常勤講師。
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