夢を生む男 （キャラ文庫）

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：りき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

主従好きにおすすめ。二人の関係性がとても理想的で、特殊な能力も上手く生かされている。その後の話が読みたい。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

「夢を操り現実にする力を持つ一族」と、
「その一族を庇護し支配する事で富を生む調律師の一族」
ファンタジーとリアルが絶妙に融合した作品だなぁと思うとともに
作者さんのエンターティナ-としての力量を感じさせてくれる作品。
ネタバレありとは書いたけれど
二転三転する物語を楽しんで欲しいのでな詳細は語れませんが
最初の暁が逃げる場面から始まり、
ぐるんぐるんと読者は廻されます
どこまでが夢でどまでが現実かみたいになってくる。

暁の兄である朔が眠り続ける理由
九城家当主で調律師である湊士の意図
（湊士の憤りもわからないでもない）
そして暁の調律師である伊織の意図
（彼の気持ちは彼視点の部分で大方わかるのですけれど）
暁たちの異母弟の存在

暁が伊織が大事に大事に時間をかけて守り育ててきた存在であるのが
切々と伝わってきます。
暁を育てたのは、伊織だったんだよねぇと最後に思ったしだいです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：M★　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

SF要素入りのBL
「夢で願う事を現実化する」夢生み
夢生みが視る夢を支配する「調律師」
・・夢を見させて、夢生み者を支配する九条家の調律師。

冒頭から、暁が何かから逃げ続けている、転居するためにバイトを辞める。
バイクに乗り外出したところ、黒猫をよけて事故に遭い、目覚めると実家に戻っていた。
三人兄弟の夢生み。　事件の背景には、兄弟の秘密があった。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

主従ものではあるのだろうけれど一概にどちらが主とも従とも言い難く、300年に渡る利害関係や執着心などが凝り固まった結果、最後まで昏さが纏わりついているような気持ち悪さが残るホラーのような話だった。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：nandakanaa　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

予知夢を見る能力に加えて夢に潜り込んで自分の思うままに未来を形成する能力を持つ一族とその異能一族を使って金儲けに精を出す一族が出て来る。恋愛という面では、よく解らない愛憎劇。一応生きてる人は死なないのでハッピーエンド？ 個人的にイチャイチャ部分飛ばし読みするので、特に引き込まれるエピソードなく話が終わってしまった。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：まかゆら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

執着一途攻めと聞いたので買ってみたのだが……
確かに受けを一途に想い、執着しているが
受けを利用しつづけるとこがどうにもね
立場上仕方ないし、受けを守る側面もあるが
それなら一人うじうじ悩んでないで、受けにちゃんと話せばいいと思う
そうしたら受けもここまで苦しむこともなかっただろうに
あと
受けの兄の朔と調律師の奏士ですが、どちらも身勝手きまわりない。
特に朔
心が弱いといえば綺麗にまとめられるが、そんなに好きなら関係ない弟を攻撃するんじゃなく、パートナーにあたれよ
それも嫌われるのが怖いとかそんなクソな理由なんだろうけど
巻き込まれる方はたまったものじゃない
力を失ったのも自業自得、同情の余地なし